個人的＃６６ ページ27
とんとんとん、とリズムよく野菜を切る音がする。
隣で雷門が悲鳴を上げたり、していても動じることなく。
ただ、
「…雷門さん、そんな簡単なこともできないわけ?
ただピーラー使うだけなのに?」
と皮肉気味に言った。
「仕方ないよ。夏未さん、お嬢様だから…。許してあげて」
「お嬢様だからって料理の基本くらいできないと、将来困るんじゃない?
それこそ、さぁ……えーっと…」
何かを探すように目を泳がせていたけど、やっぱり料理が下手でピーラーとにんじんを持ち立ち尽くしている円堂を見つけたら、にっと笑ってマネージャー四人に向きなおった。
「それこそ、結婚した時とか……ね」
その一言を言ったとたん、
「……………私、頑張るわ」
ピーラーを持ち直し、一心不乱に始めた雷門。
それを見て、満足そうに笑ったA。
まさか、計算?
いや、ありえない…。けどAならやりそう。
「失礼ね。…、ま。計算したけど。だってあの子、円堂大好きじゃない」
「そう思うよね?」と俺に向かって笑った。
「まぁなー。でも、そこまでやる?普通」
「どーだろーね。でも、働いてもらわな……って、円堂!?何してんの!?」
見ると、「何をどうしたらそうなった」と問い詰めたくなるようなほど、円堂周辺が散らかっていた。
ほんと、何をどうしたらそうなるんだよ…。
「もういい円堂。あんたは何もするな。お皿出してて」
円堂を追いやって、Aはその周辺の片づけを始めた。
もちろん、
「ほんと、サッカーバカでそれ以外なんもできないんだから…。ただのバカでしょ」
ぶつぶつと円堂に対しての文句を言いながら。
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イナじい＝なっちゃん - こちらこそ、ありがとうございました！超×１０００嬉しいです！ (2014年11月29日 18時) (
レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
＊璃々＊(プロフ) - イナじい＝なっちゃんさん» 一番なんて嬉しいです!更新停止にして、おきますね! 後、偉そうなんてことないですよ!意見を言ってくださって嬉しいです。コメント、ありがとうございました! (2014年11月28日 18時) (レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
イナじい＝なっちゃん - 偉そうなことを書いて、申し訳ございませんでした。 (2014年11月28日 18時) (レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
イナじい＝なっちゃん - うちも更新停止のほうがいいと思います！このお話、ずっと見てて面白かったしうちが見てて一番だったんです！『本当に！』ですからうちは２を選びます。でも最終的に決めるのは*璃々*さんです。ゆっくり慎重に考えてください。 (2014年11月28日 18時) (レス) id: 85aee8a223 (このIDを非表示/違反報告)
＊璃々＊(プロフ) - ケイトさん» 今のところ更新停止中です!たまに、更新する予定です…。コメント、ありがとうございました! (2014年11月28日 16時) (レス) id: 390fae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊璃々＊ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tennensui57/
作成日時：2014年10月9日 20時
