【ケンカ松】黒髪少女、情報屋。【おそ松さん】

黒髪少女、意見。 ページ18

『別に殴りたくて呼んだんじゃないわよ
ただ、流した理由を聞きたくて』





そう言えばトド松は再び目をそらした。
後ろめたいことがなにかあるのだろうか。





ト「……別に。ただ相手を呼び出しやすくなるかなって」





どうやら相手を見つけて潰したいと思っているようだった。
そのため、情報屋を囮にすればすぐに食いついて来ると思ったらしい。





『…私はね、アイツらと貴方達が真っ向勝負をしても勝てやしないと思ってる』






言葉を濁さず、思っていることを言った。
六つ子達は怒っているようだったが事実なのだから仕方が無い。
濁されても気分が悪いだけだろう。






『だから私はアイツらを内側から潰すつもりだった。
ある程度潰れていれば貴方達でも勝てるでしょう？』






六つ子達は今の言葉が気に入らなかたらしい。
まあそうだろう。相手が弱っているところに漬け込んで勝っても本当の勝利ではないから。






『三散華はね、グループ自体は普通かもしれない。
けどね、アイツらは個々に強いの。一人一人に時間をかけてちゃダメなの』






いくら貴方達が強くてもたった六人で全員を倒すことなんて出来やしない。
そんなこと分かっているはずでしょう？







と六つ子達に向かって言った。

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