黒髪少女、解説。 ページ13
お「……。」
カ「……。」
チ「……。」
一「……。」
十「……。」
ト「……。」
『ふんふふーん♪』
私は珍しく上機嫌だった。
まさか、アイツがこんなに仲間と繋がっているなんて思わなかったのだ。
想定外の豊作に喜ぶ私。
六つ子達が怯えている気がするが、気にしない。
全く気にしていない。
ふと、アイツがあそこまでメンバーとつながっている事が今更おかしいと思ってしまう。
もしかしたら、アイツは………
『みんな、結構面倒臭い事になっちゃうかも。ごめんね』
お「め、面倒ってどういうことだ?」
恐る恐ると言った感じで聞いてくるおそ松に事情を説明する。
もしかしたら、アイツは三散華の中でも上の人間かもしれないと。
チ「どうしてそう思うんです?」
『一つはアイツがヤケにメンバーと繋がってたこと。
そして二つ目は、殴る場所』
殴る場所の意味が分からなかったのだろう。
声を揃えて聞いてきた。
『そう。
アイツはタイマンの時、体を狙って殴っていた。
そうすれば相手の体制が崩れやすいから、自分が優位に立ちやすいの。
でも、私を殴ろうとした時は顔を狙っていた。
顔を狙えば相手が目を瞑り、一瞬の隙が出来る。
例え当たらなくとも一瞬のうちに逃げることは出来る』
ト「へぇ…でもさ、それだけでアイツが上の人間だとは限らないんじゃない?」
『いや、そうでもないわよ。
頭で理解してても行動におこせない事が多いの。
けれど、彼は自然にやってのけた。
結構な経験を積んだはずよ』
十「あんなに弱いのに?」
『彼には才能が無かった。
ただ、面倒ごとを起こさない割に強いから上になっただけ。
そう思うわ』
彼の攻撃は重かった。
チョロ松が華麗に避けるから弱く見えただけ。
実際は相当強かったのだ。
これからは注意しないとね………。
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りんご - えぇっと、こっこれからも頑張ってください! (2016年7月14日 0時) (レス) id: ce42db14ef (このIDを非表示/違反報告)
早苗提督×弥生@年中松love - はぁはぁ...チョロたそ...可愛いおぉ...お持ち帰りしたいおぉ...ゲフンゲフン。これからも頑張ってくだしあ!更新待っとります! (2016年6月12日 15時) (レス) id: 3e8035eebe (このIDを非表示/違反報告)
コロ - ヤバい!カッコイイ!!!!!チョロちゃんカッコイイよー!はっ(ー_ー)!これからも頑張ってください! (2016年5月21日 9時) (レス) id: 74f79b6d59 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - チョロ松強おおおお…!ヤバイカッコイイ…!!とても面白いです!! (2015年12月11日 21時) (レス) id: 7a33c4364a (このIDを非表示/違反報告)
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