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Episode 4 ページ4

コナン君の意外な問いかけに、私は理解不能だった。
藤岡さんが紹介されて…言葉に引っかかって…?
それから…?

どうやら長い間考え事をしていたみたいだ。

だが、私が状況を理解している間にコナン君は私の震えを確認したよう。

「A…!なんで震えて…」

そんなの、言える訳ない。
自分には、頼れる人がいない、なんて…。
分かってる。そんな言葉、口実だって事ぐらい…。
でも、仕方がない。気づいてしまったのだから。

私はコナン君を抱き上げ、蘭の方に向かう。

「おい、A!なんで震えてたのか教えろよ!」

コナン君が珍しく声を荒げている。
でも、教えない。あなたには、言ってはならない事だから…。

抱き上げていたコナン君を蘭に渡す。
「私、後から行くから先に行ってて」
蘭に伝えると、渋々了承してくれた。
コナン君は、蘭の腕の中で暴れている。

「やだ!僕もA姉ちゃんと一緒に行く!」

駄々こねる子供みたいに振舞うコナン君。

「駄目。…蘭、よろしくね」

そういって、その場を離れた。
後ろでコナン君の声が聞こえた。私を呼ぶ声が…。
その声も虚しくエレベーターの中へと消えていった。

一人になったと安心した私は、その場でしゃがみこむ。
震える体を、腕でさする。

どうして、私はこんなんなんだろう。
どうして、私は強くなれないんだろう。




どうして私は…









コナン君…工藤君の事が、好きになっちゃったんだろう。

Episode 5→←Episode 3


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設定タグ:優梨 , 名探偵コナン , 映画沿い   
作品ジャンル:アニメ
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ユイ - コナンが一歩大人になったああぁぁぁぁぁぁ!! (2016年4月9日 19時) (レス) id: b9c2222c82 (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 面白いです!俺的には、公開中の異次元の狙撃手を見たら凄く面白い映画だったので異次元の方が見てみたいですね!無理は承知ですがよろしくおねがいします!!! (2014年5月9日 14時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
AYA - ヤバイコナンくんカッコイイ! (2014年4月13日 22時) (レス) id: 16b0a7f314 (このIDを非表示/違反報告)
わをん - おうふ………///// (2014年2月9日 7時) (レス) id: 9b3db83585 (このIDを非表示/違反報告)
夜澪-yomi-(プロフ) - やばい面白すぎた (2014年2月5日 22時) (レス) id: f82773b48f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優梨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/q/lroiro  
作成日時:2013年7月9日 19時

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