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Episode 3 ページ3

お馬鹿な元太君には漢字が読めない訳で…、
「…へのご……んでお…けします…?」
と珍回答していた。

それを聞いた園子は、はぁ?という顔を見せて、
自分で持っていた携帯の画面を自分で見た。

「…あんたねぇ、ひらがなだけ読んでどうすんのよ」

「あ、あはは…」

苦笑いしている元太君をよそに、
ったく、っていう顔をした園子はいい?、と文章を読み出した。
読み終えると、
「あぁ〜、私の事もいただきに来てくれないかしらぁ〜。キッド様ぁ〜」
と、体をクネクネし始めた。

何だこれ…新種の生き物か…?
真剣に思った私。

「前から思ってたけど、彼女かなりユニークな性格ね」
そう言った哀ちゃん。

「フッ、まぁな」
肯定しているコナン君。

「ところで、今回の客はわしらだけなのかな…?」

博士の言葉にキョトンとした園子はキョロキョロと辺りを見回す。
「確か、藤岡さんてルポライターの方が……あ、あの人!」
タイミングよく来た藤岡さんを指差して説明する。

“次朗吉おじ様とキッドの対決をぜひ書かせてほしいって、自分から売り込んできたのよ”

その言葉に引っかかったのは私だけなのだろうか。
コナン君や哀ちゃんを見ても普通だったので、
無理矢理気のせいだと思い込んだ。

やっぱり、テレビや漫画で見てたら楽しそうって思うけど、
実際、その場所に来てみると怖いもんだね…
爆破とか、細菌とか、発疹とか…。

蘭も、怖いんだよね。
工藤君に近くにいてほしいんだよね。
不安、なんだよね…。

私にはいるのかな…?
蘭には工藤君、見たいな存在が…。

そんなの、簡単か…。
“向こうの世界でも、こっちの世界でも……いない”
それが答えだ。

だったら、自分で身を守らないといけない。
でも、蘭みたいに空手をやってるわけでもなく、
特別格闘技ができるわけでもない。

だったら、足手まといなのではないか?

そう思うと、体の震えが止まらない。
近くにコナン君がいるのに…。

止めなくては…!コナン君に気づかれる前に…!

だけど、体は思い通りにはならなくてコナン君がこちらを見た。
バレた…!
冷や汗をかいた私をよそに、コナン君は私に問いかけた。









「スカイデッキ、行かねぇの?」

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設定タグ:優梨 , 名探偵コナン , 映画沿い   
作品ジャンル:アニメ
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ユイ - コナンが一歩大人になったああぁぁぁぁぁぁ!! (2016年4月9日 19時) (レス) id: b9c2222c82 (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 面白いです!俺的には、公開中の異次元の狙撃手を見たら凄く面白い映画だったので異次元の方が見てみたいですね!無理は承知ですがよろしくおねがいします!!! (2014年5月9日 14時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
AYA - ヤバイコナンくんカッコイイ! (2014年4月13日 22時) (レス) id: 16b0a7f314 (このIDを非表示/違反報告)
わをん - おうふ………///// (2014年2月9日 7時) (レス) id: 9b3db83585 (このIDを非表示/違反報告)
夜澪-yomi-(プロフ) - やばい面白すぎた (2014年2月5日 22時) (レス) id: f82773b48f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優梨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/q/lroiro  
作成日時:2013年7月9日 19時

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