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呪いの子-3 ページ4







『…、、!!』


リカちゃんに触れた時、呪力の質が呪霊のソレでない事を知った。
これは、リカちゃんが憂太君を呪ったんじゃない。憂太君がリカちゃんを……。








そして、リカちゃんは第三者が無闇に祓ってはいけない。これは、彼自身がやらなければならないこと。



五「A、どうだった?」


『…ごめん、ソレは私には祓えない。憂太君、リカちゃんは貴方が解呪する以外に選択肢はないよ。』




乙「…!!」

乙骨は確かに、自分の中でリカが穏やかになったように感じ取れた。そして、

乙(…名前、)




五「君にかかった呪いは、使い方次第で人を助けることも出来る。力の使い方を学びなさい。
全てを投げ出すのは、それからでも遅くはないだろう。」




そう言い残して、私たちはこの部屋を出た。



















五「…A、実際は祓えただろ?」


『うん、出自不明でも一応呪力の塊だからね。だけど、彼女はそれを求めてなかった。……私は彼女の意思を尊重したいの。それに悟さんも、本人が解呪した方が良いと思っているんでしょう?』



リカちゃんと憂太君の関係が、少し羨ましく思えた。
私も、そばにいて欲しかった。



五「…アイツの事なんてもう忘れろよ。お前には級友がいて、僕もいる。ずっと過去に縋ってたら前には進めないよ。」





『ッ、貴方に判りっこないわよッ!!独りの寂しさを!!大切な人を亡くす辛さを!!
貴方が…!私をそうさせたんじゃないっ!!
第一貴方だって、ずっと彼との思い出に縋ってるくせに!』





私はそう吐き捨てて、校舎に走っていった。









五「……少し、言いすぎたかな。」

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てん(プロフ) - すけさん» コメントありがとうございます!!とても素敵な感想を頂いて思わずスクショしてしまいました…今後も期待に応えられるよう頑張りますので引き続き読んでいただけたら幸いです!! (12月22日 14時) (レス) id: aa0c81460a (このIDを非表示/違反報告)
すけ - 初めまして!普段コメントしないのですが主様の描くストーリがあまりにも素敵すぎて…というか文才能力が天才すぎるというか、毎話楽しませて頂いております!そしてイラストも凄く好みでお上手ですのでこれからも楽しみにしてます! (12月21日 22時) (レス) id: 6140921743 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 星雀さん» ありがとうございます(><)本当に自信が無いので褒めて頂いて嬉しいです…もっと練習します💪🏻 (11月14日 23時) (レス) id: aa0c81460a (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - 絵めっちゃ上手ですよー!自信持ってください! (11月7日 21時) (レス) @page47 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - らびおりさん» わー!!コメントありがとうございます‎‎‎🤍他の誰でもない呪言師の棘くんだからこそ、よりもどかしさを感じていただけたと思います…徐々に恋愛要素も入れこみますので今後もドキドキしてもらえたら嬉しいです! (10月28日 3時) (レス) @page18 id: 921adc206a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てん | 作成日時:2023年10月19日 4時

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