思い出と好奇心【呪術廻戦】

黒く黒く-4 ページ12

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その日を堺に、乙骨憂太は冬水Aに惹かれるようになったのだ。


同様にAも、中々会えないぶん憂太の事を気にかけていた。











ｺｿｯ)真希に勝てたら、明日の放課後クレープ食べ行こ!』





乙「……へ？Aちゃん、それってデーt((『真希ー！憂太が真希から1本取りたいってー！』あっ、ちょ…！」



真「Aオマエ疲れただけだろ！実戦じゃ許されねェかんな！！！！！」












私あまり体力ないし！任務続きだし！ちょっと休憩してもいいよね！


『パンダさ〜ん！！！』

ぎゅう〜っ





パ「およよ、Aさんお疲れですなあ。
こんな大胆なハグ、憂太だったらぶっ倒れてたぞ。」




『なんで憂太？……というか、真希もなんだかんだ世話焼きだよねぇ、憂太が高専に来て3ヶ月くらい経ったっけ？』




彼女は鈍かった。だが、それを知っている級友らは特にツッコミを入れることもなかった。

ただ、心の底でほんの少し、乙骨に同情の念を抱いた。





棘「しゃけ！」



パ「前よりかなり動けるようになったな」


五「性格も前向きになったよねぇ…」




棘「すじこ。」


『確かに、真希も楽しそうだよね！
今まで武具同士の立ち合いってあんまりなかっ………！！』








Aは気付いてしまった、唯一の女友達の恋心に。
自分と戦っている時とは違う表情の変化に。




『パンダ…私、気付いちゃった…真希って憂太のことが…！』


パ「…はっ！！！！憂太ァ!!!ちょっと来い！カマァン!!」





『(真希と、恋バナができる!?)』



そしてAの勘違いから、勘違いが伝染していく。










棘「…おかか。」


違うと思うけど…










まぁいっか、面白そうだし。

と、思う悪ノリの狗巻を除いて

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