【あんさんぶるスターズ!】衣更くん+(と)。【てにをはシリーズ】

衣更くんと、テスト勉強。 ページ3

『ああっ...もう無理ぃ...衣更くんっ...！』









衣更｢変な声だすなよ...誤解されるだろ。｣


そう、決してやましいことはしていない。
(期待した方は申し訳ない...。)

私は現在、衣更くんとテスト勉強をしている。

クーラーがきいている、という理由で近場の図書館なう。

『だって！数学わかんないんだもん！！』

難解な数字の羅列されたプリントを掌で軽く叩く。

そのまま天井が見えるくらいまで深く背もたれに寄っかかった。


衣更｢はぁ？この問題か？｣


衣更くんの声が聞こえてくる。

『うん、たぶんそれー。』

と言いながら勢いをつけて背もたれから離れた。




そしたら、


衣更くんのキレイな緑の瞳が目の前にあって。

あ、衣更くん驚いたみたい。瞳孔がちっちゃくなってる。





衣更｢っ、A...｣



名前を呼ばれてふと我に返る。



『あっ、ごめん...！！！』



予想以上に衣更くんの顔が近かった。


どうやら、私のわからなかった問題を見ていてくれたらしくて。

衣更くんが身体を乗り出していたから。



近い。



衣更｢とっ、とりあえずこの問題は...｣



衣更くんが話題を切り替えて解説をしてくれていたみたいだけど、


私はもうそれどころじゃありませんでした。



『(顔に熱が集まってるなぁ...びっくりしちゃった。)』

衣更くんと、事故キス。☆request☆→←衣更くんと、練習。

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