Seven colors of princes 16 ページ16
ユーキside
寮を出て行き学校へと向かう
時間は12時を少し回ったところ
いやー、今朝はホントにびっくりしたな〜
まさか香織があんなに可愛く「起きて」って言うとは思わなかった
いや、元々可愛い女子なんだけどさ、想定外だった
ってヤバッ!!もう午後の授業始まるじゃん!!
急がないとだな〜
教室のドアを開けてクラスへと入って行く
おっ♪香織みーっけ!!
ってか、俺の隣の席じゃん♪やった!!
5「…あっ!!香織♪おはよー♪」
荷物を置いて香織に挨拶する
『…おはよ』
あれ…
5「あれ…もしかして何か不機嫌…？」
朝の可愛い香織とは違ってどこか怒ってる？？
『……』
これは困ったな…
まずは何で不機嫌なのかだよな…
俺はノートの端をちぎる
それに香織の不機嫌の理由を知らないか書いて俺の前の席へと投げた
4「……!?」
タクヤは俺のメモを読みチラッと香織の方を見た
4「……はぁ」
すぐさま返事が投げ返された
何々…？
“お前の事を起こして二度寝したってのが気に喰わないんだろ!!言っておくけど俺達もお前を朝起こしたんだからな!!”
ああ〜…やっぱそーいう事ですか
う〜ん…でもどーすることも出来ないしな、こればっかりはさ
まぁでもせっかく起こしてくれたわけだし
謝らないといけないよね
5「…香織、ゴメン!!朝起こしてくれたのに、二度寝しちゃってさ…」
『…別に怒ってないよ？』
5「え…？」
『村田君だって忙しい事とかあって疲れたりするわけだし、二度寝はあたしもたまにしちゃうしﾆｺｯ』
5「……っ」
『村田君…？』
5「あっ、ゴメン!!いや、その…うん、二度寝いいよね!!俺も頻繁に二度寝するから皆に迷惑ばっかりかけちゃって」
『そーなんだ、二度寝は気持ちいいもんね、あたしも寝るの好きだからその気持ちは分かるなぁ』
5「…じゃあさ…」
『…？』
俺は椅子を持って香織に近寄る
そして耳元で囁いた
5「…今度一緒に二度寝しよーよ♪夜、俺の部屋においでよ、朝まで一緒に寝よ」
ｶﾞﾀﾝｯ
『…っ!?』
勢いよく立ち上がる香織にクラスの奴等の視線が集まる
HRの時間、クラス内が一瞬静まった
7「香織、どないしたん？」
『え…!?いや、何でもない!!』
「ほら、静かにしろー」
5「ﾌﾌｯ、まぁ考えといてよ♪ さて、と…、次は待ちに待った体育だ〜♪♪」
4「どんだけテンション高いんだよ」
5「え〜？だって、今日は…ﾆｺｯ」
『…？』
6「……」
ここ最近暇だったし…
ﾌﾌｯ♪
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鈴(プロフ) - ゆいさん» 教えて頂きありがとうございます。訂正しました。 (2017年8月20日 16時) (
レス) id: f35eb4c724 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 43のとこの「もしかして、カイのこと・・・？」のとこ2になってますよ！ (2017年8月20日 14時) (レス) id: 80f923f10d (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 莉希さん» 外して置きました、ありがとうございます。 (2016年5月23日 21時) (レス) id: 3546337d82 (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - オリフラたってますよ (2016年5月22日 20時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴 | 作成日時：2016年5月21日 17時
