第310話 ページ2
辰己side
空閑「…(人1)は優しいからな。自分が怪我をしてもお前を庇いたかったんじゃねーか?」
星谷「…でも、もしこのまま目を覚まさなかったら…っ」
月皇「(人1)は絶対に元気になる。今はそう信じるしかないだろ。だから今は、公演に集中しよう」
月皇や天花寺が言っても、星谷の表情は優れなかった
魚住「…まぁとにかく。(人1)の代わりにアレクシスの影の代役を出す。
辰己、頼むぞ」
辰己「……え…」
代役に指名されたのは、スイングの戌峰じゃなく俺だった
魚住「本来ならスイングの戌峰にやらせるんだが…。(人1)の演技に毎日付き合っていたお前の方が適任だ」
辰己「でも…」
…俺に…代わりは出来るだろうか…
先程の(人1)の演技みたいに、観客の皆を魅了する事が出来るだろうか…
心の中で悩んでると…
双葉「…辰己君、(人1)のためにもやってよ、アレクシスの影」
早乙女「…大我」
双葉先輩が俺にやってくれと言ってきた
双葉「辰己君も知ってると思うけど、(人1)はこの卒業記念公演を成功させたいんだよ。だから、彼女のためにも…」
辰己「俺も成功させたいです」
魚住さんに向きながら
辰己「やらせて下さい」
魚住「あぁ、じゃあすぐに着替えてくれ。服は……どうするか…」
那雪「あ、服直しなら妹達が得意です!」
魚住「…そうか。悪いが、連絡を取ってくれるか?」
那雪「はい!」
那雪は、双子の妹さん達に電話を掛け始める
虎石「…何とか公演を続けられそうか?」
北原「…後は星谷だな」
虎石達の言うどおり、星谷は端の方で顔を俯かせ暗かった
(人1)の事が相当きてるみたいで、いつもの明るい彼は居なかった
虎石「気持ちは分かるぜ。俺だって…かなりきてるしな…」
南條「…俺もね…」
皆が落ち込んでいると、医師の人が救急車を呼び着いたと伝えてきた
魚住「双葉、早乙女。救急車に付き添ってくれ」
早乙女「分かった」
双葉「勿論」
双葉先輩と早乙女先輩は、(人1)に付き添い一緒に救急車で病院に向かった
…(人1)、この卒業記念公演を成功させてみせるから
だから、どうか無事でー
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吹雪(プロフ) - 色んなキャラの落ちが見れて最高です。本編再開とスタミュ3期どっちも楽しみに待ってます。いつも応援しています。 (2017年10月23日 19時) (レス) id: 4c6b2a6bdc (このIDを非表示/違反報告)
未香(プロフ) - メッセージ、参考になりました!!ありがとうございます!!!! (2017年10月12日 22時) (レス) id: 9ab53223e2 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ(プロフ) - 未香さん» プロフの方に感想を送りました…。あくまで私の意見なんで参考になるかどうか分かりませんよ…?(^_^;) (2017年10月12日 22時) (レス) id: a03cef3ab5 (このIDを非表示/違反報告)
未香(プロフ) - ありがとうございます!全然進んでないんですか……… 【スタミュ】恋って?か 作者名、みかんで調べて読んでくれると幸いです (2017年10月12日 21時) (レス) id: 9ab53223e2 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ(プロフ) - 未香さん» アドバイスするほどそんなに書き慣れてないですが……私で良かったら喜んで(^-^)/未香さんもスタミュを書いてるんですね! (2017年10月12日 21時) (レス) id: a03cef3ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美紗子 | 作成日時:2017年7月27日 8時