手に入れたいのは、君なんだ。(tkxin) =おまけ=

＝ゆぅとくん・３＝ ページ18

「涼介さんは・・全部可愛いね。」


「っっ＿＿。。そ、そうやって、
　すぐ、からかうっ。。」


「からかってないよ〜、本当の事だよ。
　っと＿＿ほら、紅茶が冷めちゃうよ。
　紅茶が冷めないうちに＿＿キスする？」


「き。。。
　ち、ちが。。ちがぅっ。。」


「あ、違った、違った。
　フルーツサンド食べるんだったね。
　ふふふ・・」


「もぉー。」


「それで、何のフルーツサンドなの？
　えーっと、、」


「あ、、あのね＿＿おっきーイチゴのと
　マンゴーが入ったのなんだけど..
　んっと、どっちが、いぃ？」


「そうだな・・」


「ごめんね、1人で食べる予定だったら
　一つづつしかなくって。。」


「そっか〜、でも何か、悪いなぁ〜
　涼介さんの取っちゃうみたいで。」


「んーん、いいのっ。
　ね、裕翔くん、どっち？」


「じゃ〜＿＿＿涼介さんがいいなぁ。」


「もぉぉ〜〜、ちがうぅぅ！」


「ごめん、ごめん。
　ついプンプンするのが、可愛くて。
　じゃ〜、イチゴにしようかな。」


「...いちごぉ。。」


「ふふふ＿＿ウソウソ。
　俺、マンゴーでいいよ。
　だって、涼介さんは
　イチゴが好きなんでしょ。」


「えぇ！？なんで、知ってるの？」


「いや〜、知っては、ないんだけどさ。
　ちょっとしょんぼりしちゃう涼介さんが
　見たかったから言ってみたんだよ。
　嘘ついて、ごめんね涼介さん。」


「もぉ〜〜。」


「ふふ。さっき涼介さんってば
　嬉しそうに、イチゴの方の断面を
　キラキラの笑顔で見てたからさ
　好きなんだなぁ〜って。」


「わー、、やだ。。
　はずかしぃ、ばれてた。」


「ふふ。恥ずかしい事なんてないよ。
　素直で、とても素敵だよ涼介さん。」


「むぅー。」


「くくく＿＿と、言うか・・
　侑李もよく、“むぅー。”って
　言うんだけどさー、弟のも
　可愛いけど。。全然違うな。」


「ち.がぅ。。ちょ、ちょっと！
　小学生と一緒にしないでよね
　もぉー。」


「いや〜やっぱり、好きな人の
　“むぅー”は、格別だね。
　可愛すぎて、今すぐにでも＿＿」


「すぐに..でも？」

自分、バカなのかと思うけど

つい自然な感じで

こてん。と、首を傾げ

裕翔くんを見た＿＿＿。


「かわぃー、あざといね涼介さん。」


裕翔くんは、スマートな仕草で・・

ねぇ、本当に高校生なの？！って

思う仕草で、スッと近付いて

僕の耳に、囁いた。


「ああ。
　今すぐにでも＿＿＿
　押し倒したいよ、涼介。」
　

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