大食いの野生ちゃん、拾われました【ヒプマイ】

五匹 ページ6

帰ってきて早々小官は昼食の用意に取り掛かる。

Aはその間に銃兎に言葉の練習。

左馬刻はたぶん見守っているのだろう←チャチャ入れてんだよ？by黒煙

銃兎「ではAさん、私の真似をしてください。
あ、い、う、え、お、どうぞ。」

貴「あ、う、あー？」

銃兎「違います。あ、い、う、え、お、です。」

貴「う、あー！」

銃兎「ﾁｯ、あ！」

貴「？」

銃兎「あぁぁぁあｯ!!!!!!」←ご乱心

銃兎の叫び声が聞こえたが、たぶん大丈夫だろう←キッチンからチラチラ覗いてる。

左馬刻「ｽｯ)A。」

貴「？」

左馬刻がAを指差して名前を呼ぶ。意味が分かっていないようだが。

左馬刻「ｽｯ)左馬刻。」

貴「！さー、と、き。」

左馬刻「お！分かってんじゃねぇか！偉いぞ!!(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

意味を理解したのか、左馬刻を指さしながら名を呼ぶA。

それに対して頭を撫でで褒める左馬刻。

銃兎「そう言えば貴方には妹が居ましたもんね。扱いが上手い。」

左馬刻「当たり前だろ誰だと思ってんだコラ。

別にテメェ一人じゃなくても俺ら2人で教えればいいじゃねぇか。」

銃兎「それもそうだな。A、私は銃兎です。」

貴「？わー、す？」

私からですまでが銃兎の名前だと思ってしまったらしい。

左馬刻「情報量多いんだよ！完結にしろ!!」

銃兎「うるせぇしょっぴくぞ!!

んん、銃兎。」

貴「じゅー、と？」

銃兎「はい、合ってます(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

撫でられて嬉しいのか目を細めるA。どうやらAは基本無表情らしい。

だいぶ料理が出来上がってきた。あと2品で完成だな。

貴「さーとき、じゅーと、A、うー？」

銃兎「彼は理鶯です。理鶯。」

貴「りおー！(ﾆｺｯ」

理鶯「どうしたA。お腹が空いたのか？」

貴「りおー！(ｷｭｯ」

足元に擦り寄るA。左馬刻に近寄る時も思ったのだが

どうやらAは二足歩行が出来ないらしい。

理鶯「食べ終わったら二足歩行の練習だな。」

貴「う？」

銃兎「ほらA！まだ終わってませんよ!!」

貴「うー、りおー!(ｼﾞﾀﾊﾞﾀ」

銃兎に抱っこされて連れていかれる際に小官の名を呼んで暴れるAは本当に可愛らしい。

あと2品を手際よく作ってしまい、テーブルに並べて居れば

素早くテーブルに移動してきて匂いを嗅ぐA。

銃兎「あぁ！コラA行儀悪いですよ!ちゃんと座ってください!!」

左馬刻「銃兎テメェ、いいママしてンな。」←

銃兎「ぶっ殺すぞ。」←

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