十五匹 ページ16
左馬刻に頼まれた珈琲を片手にようやく元の部屋に戻る。
なかなかに広く迷ってしまって思いの外時間が掛かってしまった。
理鶯「ガチャッ)すまない、待たせたな。」
左馬刻「お、おう理鶯!ありがとな!!;」
理鶯「どうしたのだ?」
寂雷「ほら、あの二人だよ。」
先生の指差す方を見てみると
貴「どっぽ!(ギュッ」
独歩「Aちゃんは可愛いね、癒されるよ。毎度あのクソハゲ上司にいじめられてるからこういう癒しが俺にもあっていい筈なのに、やっぱり俺が悪いのか?この間部下が書類を間違えたのは俺のせいだよなAちゃんがこんなにも可愛いのも俺のせいだよな。あー持ち帰りてぇ。」←
※この日独歩はとても疲れていた
貴「どっぽ?おーつかえしゃ!(ニパッ」
独歩「ンア゙ア゙〜ッ!マジ天使かよッ!!」←
観音坂に抱き着いてニコニコしているA、それに癒される観音坂。
胸が苦しい。何故だ、特に体調が悪い訳では無いのだがとても苦しい。
Aと観音坂を見ていると苦しくて仕方がない、そのせいなのか
理鶯「ッッ(グイッ、ギュッ」
気付けばAを抱き寄せていた。
貴「!りおー!かーってきた!!(ニコニコ」
独歩「あ、Aちゃん理鶯さんが帰って来ないって泣きそうになってて
慰めたらなんか懐かれちゃいまして、すみません俺なんかに懐かせてしまって。」
理鶯「……いや、小官がいない間見てくれて感謝する。」
左馬刻(嘘言え、悔しくして仕方ねぇって顔に書いてんぞ。)
理鶯「随分と言葉を覚えたのだな、先生に教えて貰ったのか?」
貴「ん!おーえてもあった!!(ニコッ」
キャッキャと楽しそうにするAを見て痛みが消える。
何だったのだろうな今の痛みと苦しみは。
寂雷「Aちゃんはとても頭が良くて飲み込みが早い。
だからドリルとかそういうのを与えて教えていけば
直ぐに知識を手に入れられるよ。」
左馬刻「おぉ、んで何歳なんだ?コイツ。」
寂雷「19歳だよ。話を聞く限り捨てられたのは約4歳だ。」
今小官の目の前にいるAはどんな思いで15年間1人で山に居たのだろう。
理鶯「ナデナデ)帰ろうA。お腹が空いただろう。」
貴「ん!A、おーかすーた!!」
左馬刻「んじゃ、店で食材買い足して帰るか。」
今日初めて好き嫌いがあったのは別の話
おまけ
寂雷「可愛い子だね。」
独歩「はい!持ち帰って監 禁したい程には。」
寂雷「へ?」
独歩「へ?」←
※独歩は限りなく疲れていた
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クロ(プロフ) - 虹華さん» 何時にしましょうか、ほんと、悩んでます!; (2023年4月10日 13時) (レス) @page28 id: 694dce32e1 (このIDを非表示/違反報告)
虹華(プロフ) - 可愛いかよ…一生推したい、この二人……挙式はいつですかねぇ(末期) (2020年8月12日 22時) (レス) id: 36c698cab4 (このIDを非表示/違反報告)
黒耀(プロフ) - あさん» そんなことを言ってくださるあなた様が尊いですm(*_ _)m← (2019年8月25日 22時) (レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
あ - 尊い…。 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 3c5fe7961d (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 十六夜さん» ありがとうございます!夢主ちゃんも理鶯さんも、可愛くかけるように頑張ってるのでそう言っていただけると嬉しいです!!更新頑張ります!!!! (2019年8月1日 2時) (レス) id: 5fa825777d (このIDを非表示/違反報告)
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