It will use the stand [ジョジョの奇妙な冒険] (ページ44)

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第最終話 Farewell friend ページ44

=…空港…=

「良いのか、ポルナレフ。ワシらと日本へ来ても良いんじゃぞ。」

空港では、五人の男が荷物をまとめていた。

男達の隣にはケースの中で大人しくコーヒー味のチューインガムを食べる犬。

珍しく大人しくしているのは、今から飛行機に乗るとわかっているからだろうか。

「アヴドゥルは本当に日本で良いんじゃな。」

ジョセフはもう一度といわんばかりに確認する。

「ええ、また暫くは日本への滞在を考えていましたからね。」

「……今、ボクがこんな事いうのも変ですが。」

花京院は、ポルナレフを見据えていう。

「旅が出来て良かった、だろ？オレもだぜ、このメンバーだからこそ続けられた旅だ。」

「…………フン、やれやれ。」

空条はいつものように、帽子を深く被る。

そして、五人の男はガッシリと抱きしめ合う。

「じゃあな、あばよ。しみったれたジイさんッ！説教まみれのおっさんッ！面倒臭い高校生に、ジイさんのケチな孫よッ！」

「ガフッ。」

イギーがまとめて挨拶をするかのように一つ鳴いた。

「お前さんがワシを嫌いにならなきゃまた会おう。」

「じゃあな、ポルナレフ。間違っても風邪なんて引くんじゃあないぞ。」

「ポルナレフ、妹さんに宜しくな。」

最後にアヴドゥルが言葉を閉めた。

そして、それぞれ国へ帰る為に、再びその足を動かした。

To be continue…