It will use the stand [ジョジョの奇妙な冒険] (ページ13)

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第十三話 Death of man ページ13

「…クク、岩埼…とやら。何者か知らんが……この後出てくる残りの八人について聞こうとしただろう…。」

頭から血を出しながら喋るんじゃあねェよ、この馬鹿野朗。
オレはあんたらみたいな馬鹿はキライだ。

フン……キライで結構…このンドゥール、DIO様のためとあらばこうしてしぬのは本望だ…

…わかんねェ、そんだけ忠誠をしておいて、本人は興味しか示さないなんてな…

……………それでも、このワタシはあの方だけには…ころされたくないと、心から思った…ガッハ…！

！！……この馬鹿、もう喋るな。…眠りな、静かにな…これから本当の暗闇(・・・・・)が待ってる

………………その、………つもり…だッ………

「……ンドゥール。砂場でちょいと簡易的になっちまったが…こんな静かな砂漠だ、ゆっくり眠れるだろう。」

戦い

オレはこいつらみたいな馬鹿はキライだ。オレも馬鹿だから、そうなるかもしれんがな。

誰かの為とか、助ける為とか、無事でいてくれる為とか。

この世界に来た限り、“し”を多く見る機会はあるだろうが、誰にだって眠りくらい安らかであって欲しい。

例えあんたらみたいな馬鹿な敵でも、オレはそう願う。

「……クゥン…」

「…イギー。すまねェな、あんな投げ方しちまってよ。」

その犬は、自分が好物なコーヒー味のチューインガムを口に咥えていた。

「なんだ、くれるのか。しかしイギー、そのガム……まさか食べかけってワケじゃないよな。」

「おーい、岩埼ーッ。」