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。
〜勇太ルート〜
『は、はい？』
彼が何を言ってるのかよく理解出来なかったから、そう言った返事になった
すると彼は、バツが悪そうに
勇太「だから！プレゼント欲しいかって聞いたの」
聞き間違いではなかったみたい
『いいですよ。祝って頂いただけでも十分ですから』
勇太「……んだよ」
『え？』
勇太「ダメなんだよ、それじゃ」
『ダメって、何がですか？』
勇太「俺がお前にプレゼントあげたいの。…言わせんなよ」
そう言って、ぷいっとそっぽを向いた彼の頬は少し赤い気がした
彼がそんな風に思ってくれてたことも、言葉にしてくれたことも嬉しかった
『ふふっ。…じゃあ』
そっぽを向いてる彼の顔を覗き込む様にして
『私にプレゼント下さい』
そう言うと、彼は微かに口の端を上げた
勇太「じゃあ、まずそのフォーク置け」
『あ、はい。急いで洗います』
勇太「置いとくだけでいいから」
『すぐ終わりますからちょっと待ってて下さい』
言葉通り、急いでキッチンへと行きフォークを洗う
フォーク6本洗うのに1分もかからないからね
洗い終え、彼の元に戻ろうとすると
彼は、椅子に座り頬杖をつきながら私を見ていた
勇太「終わった？」
『あ、はい』
勇太「ん。なら来て」
キッチンを出て階段をスタスタを上がって行く彼の後を追いかける
．
．
彼が自室へ入って行き、私も入ろうとすると
可愛らしいお出迎えが待っていた
「ニャー」
『ゆきちゃん！元気してた？』
「ニャー」
少し見ない間に大きくなっていた
『大きくなりましたね』
勇太「んー…毎日見てるからわかんない」
確かめるかの様に、ゆきちゃんをひょいと抱き上げる彼
勇太「連れて来たのは俺だけど、お前もちゃんと世話してやれよ。…じゃないとゆきはまた、1人になっちゃうから」
『はい。これからは私もお世話しますね』
勇太「頼んだー」
そう言って静かにゆきちゃんを下ろした
ゆきちゃんはベッドに乗り、丸くなる
。
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めい - この物語が好きでずっと読み返しています！ 更新頑張ってください (2019年12月5日 15時) (
レス) id: 3f63a1613b (このIDを非表示/違反報告)
Mimi - 続きがとても気になります。！初めてこのシリーズを読んだけど、とっても面白かったです。更新頑張ってください！！ (2018年3月24日 7時) (レス) id: 34ff8e9977 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります！自分のことを考えさせられる素敵な小説でした！泣いてしまいました。 (2018年1月7日 2時) (レス) id: 20eb6d7715 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - とても面白いデス!続きがめちゃくちゃ気になります!更新頑張って！！楽しみにしてます。 (2017年4月27日 13時) (レス) id: e049aace32 (このIDを非表示/違反報告)
はるみぃー(プロフ) - ２日で読んでしまいました、、（笑）今までで１番続きが気になってわくわくしました。更新頑張ってください！待ってます。 (2016年5月24日 14時) (レス) id: 9bbc7a4820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんるん | 作成日時：2014年10月9日 21時
