最後くらい、カッコつけさせろ/rbr ページ35
学パロ またまた卒業ネタ
暖かな日差しが降り注ぐ3月某日、我々高校では卒業式が行われた。
rb「先輩、どこにもおらんなぁ……」
式が終わり、周りで色々なイベントが起きている中、ロボロはふらふらと学校を彷徨っていた。徘徊を始めて数分後、彼がたどり着いたのは図書室。茶色の先輩が委員長として入り浸った場所で、目的の人もよく来ていたのでもしかしたら？と思ったのだ。
rb「失礼しまーす………」ｶﾞﾗｶﾞﾗ……
em「あれ、ロボロさん？」
rb「お、エミさんや………卒業おめでとさん！」
em「ふふ、ありがとうございます。用件…はあの人ですか？」
rb「んなっ……！！」
em「(ｸｽｯ)…今から呼んできますから、存分に話してくださいね」
rb「お、おう……ありがとな」
そう言って彼は背を向け、ロボロが探していた人を呼びに行った。その人は3分もしない内にロボロの元へやってきた。
『本当にロボロ君だ。私に何か用かなー？』
rb「え、や、その……そ、卒業おめでとうゴザイマス………//」
『…わざわざ伝えに来てくれてありがとう。嬉しいよ』
rb「ぁ、それでその、えーっと…れ……い、です」
『？？なんて言ったの……？』
rb「せん、先輩の…ブレザーのだ、第二ボタンをください！！」(割と大きめの声)
『ちょ、ここ図書室だから声のボリューム下げて……！！』
rb「うぅ、すんません……///」
『しかしまぁ……私の？』
rb「先輩と過ごしたことを忘れんために欲しいなぁ、って…」
『あぁ、そういうこと。ちなみに、ボタンをねだる意味は分かってる……よね？』
rb「…わ、分かっとるでｯ！お、俺はずっと……先輩の事がす、す………好きやったんやから//」
男子が女子にブレザーのボタンを強請り告白するという不思議な流れを見て、エーミールは苦笑を零したという。
『……私も好きだよ、ロボロ君。ボタンと一緒に、連絡先をあげよう』
実はこの2人…出会ってから今まで、連絡先を交換していなかった。2年越しに貰えた連絡先にロボロは思い切り顔を綻ばせた。
rb「ぇ……ほ、ホンマですか！？」
『これからは気軽に連絡しておいで。私のか、彼氏……なんだから』
rb「んふふ……ありがとうございます、先輩。俺、同じ大学目指すんで！」
『そっか………頑張って、応援してるから』
rb「はいっ！」
その後、ロボロはエーミールを通じてこのことを知られ弄られたのと、彼が中々連絡出来ずに先輩から連絡したのは内緒の話。
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しぃりん(プロフ) - イカの化身さん» ありがとうございますー！誤字、直しておきますね………((( (2021年10月25日 11時) (
レス) id: 40e91cb810 (このIDを非表示/違反報告)
イカの化身(プロフ) - あ、あと私ごとなのですが、誤字？らしきものを見つけまして…お時間あればお直しお願いしたいです…！両親や先生から期待される優等生、それが私だらしい。の所です！！！更新、体調崩さず頑張って下さい。 (2021年10月25日 1時) (レス) id: a0117cd36a (このIDを非表示/違反報告)
イカの化身(プロフ) - はじめまして！しぃりんさんのd!この短編集めっちゃ好きです！！！！もうとくにメンバーの口調とかすごい掴んでて'''！！！もう""好きです"" (2021年10月25日 1時) (レス) @page1 id: a0117cd36a (このIDを非表示/違反報告)
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