どっぷりメンヘラ系男子

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あ






ごめん、なんて悪びれる様子もないヤツの顔に、





今度は私が睨んでやる。









そんな私を気にする様子もなく、





やっと満足そうに笑ったジョングク。









.








JK｢…で、どうだった？｣









あ








え、どうだったって何？




感想なんて聞いちゃうの？









まじでこの人何聞いてくるんだって遠い目をしながら、





恥ずかしくて仕方ないさっきのキスを思い起こして。







あ







さて、ファーストキスは甘酸っぱいレモンの味といいますが。








あ







あ








｢……………………だしの味？｣









JK｢……うどん食べたばっかりだったし。





でもそれはお互い様じゃん｣







｢まぁ…｣









あ









だけど、なんていうんだろ。








この胸の中が、あったかくなって。





ふわっとこう、綿菓子みたいな感じ。









…なるほどこれが。









あ








｢…ジョングクがキスをしたがる理由がちょっとわかったよ｣




JK｢ん？｣








｢感じるね。愛｣






JK｢…わかったなら許してあげる｣









あ









ぎゅっと後ろから抱きしめられて。






それにぎこちなく身を委ねれば、




もっかいしたい、なんて耳元でほざいてくるから。








とりあえず、肘で腹に一発かましてやりましたけど。









あ








今日も今日とてジョングクに振り回される。







でも、そんな日々に少しだけ幸せを感じてる私って。






あ





…まさかドMなわけではないよねって。






ある種の恐怖はちょっと感じました。









あ









あ









あ









TH｢ねぇ、ジミナ。




なんか昼寝できそうないい穴場ない？｣





JM｢あれ、あのお気に入りスポットは？｣





TH｢だってあそこ、なぜか2人の愛の巣になっちゃってるもん(泣)｣






JM｢あぁ…ね｣






＿＿＿*番外編END*＿＿＿




あ

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