ep.14 ページ15
「あっっっっっつ...
地球温暖化で昇天しそう...。」
7月も半ばだというのにこの日はすごく暑かった。
聞けば2005年の夏に差し掛かってから
いちばん暑い日だとか。
半間がちょっと外でたくなくなるもん気持ちも
わからんでもない。
というか。
都会のアスファルトは照り返しがきつくて
余計に暑さ増すもんで。
道中で目眩を起こしそうになったから
慌てて水を買ったけどそれももう空っぽだ。
暑いし、暑いし、暑いし!
まぁ...書類も渡したいし...
てか疲れたからちょっと涼ませて欲しいし
半間の家に上がるか...なんて考えながら
インターホンを押す。
『あン?誰だ?』
「私だよ、夏休みの書類渡しに来たから
ちょっと家上がらせて。」
『ばはっ♡Aは大胆だなー♡
その気になったかー?』
「ちっがうよ、ほんとに今日暑いんだって...。
今だってクラクr...。」
私が喋り終える前に玄関は開いて。
部屋着を着て髪をセットしてない状態で
にゅっと半間が出てきた。
『ン、上がれよ。A顔タコみてー♡』
と言って手招きしてくれて
正直暑くてどうしようもなかったから
たすかるーなんて気の抜けた返事をしてしまった。
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グラッドくん - 最高でした!なぜか途中で涙が出てきてしまいましたぁ(T ^ T)とても面白かったです! (2022年12月7日 22時) (レス) @page42 id: daba3dbefa (このIDを非表示/違反報告)
M - 最高すぎて吐きそうです。ありがとうございます! (2022年6月23日 4時) (レス) @page47 id: 0bd2a9d625 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました!めちゃめちゃおもしろかったです(^^)!! (2022年5月31日 22時) (レス) @page47 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十和-トワ- | 作者ホームページ:https://lit.link/towal2#
作成日時:2022年3月11日 21時