[文スト]兄、姉達は妹が大好きなようです[短編集]

谷崎潤一郎 リクエスト ページ34

リクエストの消化、遅くなってしまい申し訳無いです！
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敦side

こんにちは、僕は中島敦です！

ヨコハマを守るため、日々、武装探偵社員として頑張っています！

「敦さん、こちらの書類の不備ご確認してもらえましたでしょうか？」

「あっ！ごめんなさい！まだです、すぐに直します！」


この女性は、そう谷崎Aさん
僕の１つ年下でも、探偵社員としては僕の先輩です

それに、僕のひっそりと片想いする人でもあります


「あの…！Aさん！こ、こ、こ、今度！僕とっ…！」


「あ、A、こンな所にいたンだね！探したよ、お昼食べに行こう？」

「あっ、でも…敦さんが…」

「いえ、何でもないです……」


そうですか、と訝しげに谷崎さんと出て行ってしまった

なぜだろうか…何処かに誘おうとすると必ず谷崎さんが出てきて、Aさんを連れて行ってしまう！！

谷崎さんが世に言う隠れシスコンだったとは！！

これは、強敵だ……どうすれば、Aさんと2人きりになって想いを伝えられるのだろうか？


「お困りのようだね！敦くん！」

「太宰さん！い、いえ…その……」

「Aちゃんの事かい？谷崎くんはああ見えて妹が大好きだからねぇ、困ったものだよ…そうだ、……君に、善い機会をあげよう」


耳打ちで太宰さんがある提案をした


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