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赤side
樹はね、少し前に「不安症」って言われたんだ。
あの時に比べれば、こうやって助けを求めてくれるようになって。
樹も、少しずつだけど前に進んでくれている。
まぁ、助けを求めてくれるようになるまでも、結構色んなことあったんだけどね...笑
もういいの、過ぎたことだから。
樹にとって、大切なのは今後なんだよ。
樹が気に入るだろうと思って、買ったモフモフの毛布に。暖かい飲み物。
いつでも、樹を受け止める準備OKよ!!
踵をとんとんしながら待っていると、全身真っ黒の華奢な人が近づいてきた。
ジェ「じゅりー!」
夜中だからさ、小さい声でも響くのよ。
向こうにも聞こえたみたいで、駆け寄ってきた。
樹「はぁはぁ....ジェシー?」
ジェ「ふふっ。ジェシー。ルイス・ジェシー」
樹「ん。...ありがとう」
ジェ「いいのいいの!俺も起きてたしねっ。さ、家入ろ?樹、冷たい笑」
樹「うん。....ジェシーもね」
ジェ「ひゃっ!!!」
樹の手を触ってみれば、氷のように冷たくてびっくりした。
その手で、ほっぺを触られたらそりゃあ
たまったもんじゃないよ笑
樹の顔は、少し顔色は悪いけれど笑ってて安心する。
ジェ「はい、樹いらっしゃい」
樹「..お邪魔します...」
照れくさそうな顔で、のそのそと靴を脱ぎ始めた。
その間に、お湯を沸かすスイッチを押して。
お、ちょうど樹が入ってきた。
ジェ「今、お茶入れるから...ソファーのとこ行ってな」
こくんと頷いて、俺の部屋に向かっていく小さな頭が、何だか可愛らしい。
カチンっと音がして、湯が沸いたことが分かる。
ジェ「ふんふんふん♪...キャラメルマキアートですよ....」
この前、買ってきたんだよ笑
毛布と一緒に。
俺の最近のお気に入りを、樹にもおすそ分け。
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みかん(プロフ) - 嶺音 蒼空Inn?cenceさん» コメントありがとうございます。私のペースとなりますが、お待ちいただけると嬉しいです!ぜひ、今後もよろしくお願いします。 (2020年9月26日 19時) (
レス) id: 89ba736677 (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 蒼空Inn?cence(プロフ) - いつも楽しく読んでます！私は病気系の物が好きで探し回っていたところをこのお話に辿り着きました！これからも面白いお話が出るのを楽しみにしてます！がんばってください！ (2020年9月26日 12時) (レス) id: 316022cad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん
| 作成日時：2020年9月25日 22時
