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「AちゃんはAコートよろしくね！Bコートは私に任せて！」
昼ご飯を摂取し、遂に一日目の練習が始まった。
二校の生徒をA、B二つのコートに分け、私はAコート、夏ちゃんがBコートのマネージャーを務めることになった。
「うおお緊張してきた、一人で大丈夫かな私…」
「俺が練習しつつサポートするので心配はするな。いつも通り頼む。」
「ごめんよぉ、お願いします……」
初めて合宿に参加するということで、私の方には柳くんがついていてくれるそうだ。
「ちぇー、Aから菓子ねだろうと思ったのに違うコートかよ
後で貰いに行くから覚悟しとけよ！！」
「そんなもん自分で用意しろ！！あーあ丸井がBで清々するわ！」
「はいはいブンちゃん、お菓子なら私があげるから早くBコート行きましょうね〜」
そう言ってピギャピギャ騒ぐ丸井を連行していく夏ちゃん。
さすが幼馴染、扱い方よく分かってらっしゃる……
…祐大も、わらび餅を作った時だけは甘えてきたなぁ
普段あんなオジサンみたいなのに。
祐大、まだテニスしてるのかな……こうやってマネージャーしてたらいつか会えるのかな……
「…ぃ！松山、おい！」
「うわっ！！びっくりした、仁王か……ごめん、なに？」
「なにボーっとしとるんじゃ、練習始まるぜよ。皆おまんを待っとるきに。」
しまった。めちゃくちゃ考え事してしまった…！
初っ端からやらかすとは……反省。
「マジごめん！！！タイマー開始します！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「15分休憩挟みまーす！」
練習開始してから三度目の休憩時間。
部員たちにドリンクを渡しつつ、私も一緒に休憩を取る。
「球拾いまではしなくていいぞ。大変だろう」
「柳くんお疲れ〜。いやいや、球拾いくらいこの私に任せなさい！！」
「とか余裕ぶってる割に汗びっちょびちょっスけどね！！」
「なにぃ！？余裕だし！！」
切原とは憎まれ口を叩き合うほどには仲良くなることが出来た。
…いや、、憎まれ口を叩きあうのって仲良いのか……？？
「お疲れ様ですAさん。ご無沙汰しております。」
「わかっしー！！久しぶりじゃあん」
横からひょこっと顔を出してきたのは、氷帝二年の日吉。
わかっしーと呼ぶと相変わらず無言でちょっとだけウザそうな顔をしてくる。
そこもまた可愛い。
なんて、デレデレしていると、更に横(上？)から二つ顔が出てきた。
「なんだよなんだよ、知り合いかー？」
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幽霊部員(プロフ) - 全然更新できずすみません……コメントありがとうございます！！！頑張って続きかきます(笑) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
財堂若也 - おもしろいですね！な、夏ちゃん？？と思いながら見てます！合宿のお話、楽しみにしてます！ (2020年12月12日 12時) (レス) id: f43141c8eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます(´;ω;｀)夏ちゃん嫌な奴になりすぎないよう努めます、、、！！ (2020年11月5日 1時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白いです！夏ちゃんいい人のように見えて怖いですね、、、ヒロイン頑張って欲しいです。 (2020年11月4日 10時) (レス) id: a8b7d730eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - 白さん» ありがとうございます、、！！励みになります、更新遅いですが頑張ります(笑) (2020年9月12日 22時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊部員 | 作成日時：2017年4月8日 22時
