【テニプリ】人生ヤマなし、谷ばかり。【立海】

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昼休み。

よし。屋上行こう。

いける、大丈夫。

そう自分に言い聞かせながら屋上へ向かう私。

…なんだが、謎にずっとついてくる赤髪が気を散らしてくる。

「なぁって。弁当も持たずにどこ行くんだよぃ。」

「ちょっと、心落ち着かせたいから。戦の前だから今。邪魔せんでくれるかね？？」

「戦って…最近おまえ変だぞ…」

気とられたら負けだ。集中集中。

何の下心もないことを上手くアピールすることさえ出来れば勝ったようなもんだ。

ジャッカル君は屋上にいるって言ってたし、一応理解してくれたであろう真田君だっているし…

うん、味方は多い。

ハプニングさえなければ大丈夫。

問題は銀髪とあとたぶん柳蓮二も要注意人物かな…

予想だけど。

「職員室でも行くのか？いやー飯食わねぇと力でねぇぞ？

腹が減っては戦はできぬってな！！ハハ」

「丸井お前うるせぇ！！！

アンタこそご飯食べなきゃじゃないの！？行く場所あるんじゃないの！？」

「いやだからそこに向かってんだよ今！？」

喧嘩じみた言い合いを続けている間に屋上へ続く階段の前まで来てしまっていたようだ。

やっとここでお別れ…

「ん…？」

階段を1段上がって丸井と顔を見合わせる。

「なに……上がってきてんの……！？」

「Aこそなんで屋上に…！？

戦ってお前…まさか…」


ウソだろ、、

開始早々ハプニングですか神様…

噓だと言ってくれよ神様ァ

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