29話 ページ29
佐藤「また会えてよかった。」
え？
佐藤「涼宮さんって媚売らないし、余計な詮索しないでしょ？こんな人と一緒に仕事してみたいと思ってたんですよ。よろしくお願いします。」
貴方「こちらこそよろしくお願いします。」
私、そんなに褒められるようなことしたかな？
ただ、料理をよそってあげただけなような気がするんだけど。
佐藤「あ、ここ。入って。」
貴方「はい。」
衣装室だ。すごい。
ハイセンスな洋服がいっぱいある。
佐藤「これが俺の思う涼宮さんのイメージ。」
、、、すごい。
私ってこんなイメージなんだ。
貴方「なんか買いかぶりすぎなような気もしますが、こんな素敵なイメージを持っていただけてうれしいです。」
佐藤「ね、このドレスからどんなイメージを感じる？」
イメージ？
私をイメージしたっていうことを抜いて考えるなら、、、
貴方「美しさと強さとはかなさが入り乱れてる感じですかね？」
佐藤「そう。それをイメージしたんだよね。やっぱり涼宮さんセンスいい。ね、storm辞めて、俺の秘書にならない？」
え？
貴方「えっと、、」
佐藤「急にこんなこと言ってごめんね。でも、本気だから、気が向いたら連絡してよ。俺、外に出てるから、着替え終わったら出てきて。この袋に今着てるもの入れていいから。」
貴方「え、あ、はい。」
びっくりした。
私、からかわれてるのかな？
なんで私が？
まあ、いっか。お待たせするのはよくないし、着替えよう。
ー二宮sideー
なんか変だよな。
たった一回会っただけの相手に普通ドレスデザインするか？
もしかしてあいつ涼宮のこと。
いや、まさか。
考えすぎか。
デザイナーとしてアイディアが沸いたから作ったのかもしれないし。
佐藤「お待たせしました。」
ーあなたsideー
やっぱりarriverってすごい。
ドレスの品質も高いし、ヘアメイクまでやってくれるなんて。
佐藤「二宮社長、どうですか？似合ってますよね？」
二宮「はい。確かに、涼宮のイメージっていう感じがしますね。」
佐藤「では、行きましょうか。」
なんか社長考え事してる？
上の空っていうかなんていうか。
貴方「あの、社長？」
二宮「あ、いや。なんでもない。ドレス、似合ってんじゃん。」
貴方「ありがとうございます。うれしいです。」
気のせいかな？
＠レストラン
すごい。このお店、ミシュラン二つ星のところだ。
佐藤「予約した佐藤です。」
店員「佐藤様。いつもありがとうございます。こちらでございます。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りりか | 作成日時：2020年6月16日 14時
