さん。→Ryosuke← ページ4
【 涼介さいど。 】
さっきから叫んでたのに、
目の前にいるこの女は何も反応しなかった。
その上、せっかく拾ってやったのに対して
お礼も何もない。
無礼なヤツだな、って。
……思ってたんだ。
涼介「なぁ、聞いてんの?」
ふと、あることが頭をよぎった。
────“耳が聞こえない”
もしそうじゃなかったら
涼介「あーーーーーー!!!!!!!」
これには反応するでしょ?
やっぱり女は背を向けているからか、
俺が叫んだことに気がついてない。
肩をつつくと、やっと振り向く。
涼介「お前、耳聞こえねーの?」
彼女は鞄からノートを取りだして、
何かを書いている。
あ「“生まれつき”」
綺麗な字でそう書いてあった。。。
涼介「貸して。」
そのノートに名前を書いていく。
涼介「俺、山田涼介!お前は?」
あ「“神野A”」
俺の前でAが初めて笑った。
胸が高鳴る。
ドキドキ
鼓動が速くなるのが自分でもわかる。
何だよ、これ……?
・
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そらるん。(プロフ) - 涼花さん» ありがとうございます!嬉しいです(泣)頑張ります。・:+° (2016年5月6日 20時) (レス) id: cea685df70 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - すごくこのお話好きです!楽しみにしてます!更新頑張ってください!! (2016年5月5日 22時) (レス) id: 4daebc887a (このIDを非表示/違反報告)
そらるん。 - ハルさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張ります! (2016年5月3日 12時) (レス) id: 9102524102 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - こういう感じの物語好きです。楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2016年5月3日 11時) (レス) id: c726805769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらるん。 | 作成日時:2016年5月3日 10時