じゅうはち。 ページ19
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はぁはぁ……。
どれくらい走っただろう。
周りを見渡せば、雑木林。
辺りも暗くなって、
足元が見えなくなってしまった。
あ「っ!?」
ズシャァァァァ!!!
見えないからか、
足を踏み外して、ちょっとした崖を
滑り落ちていく。
着ていた着物は破れ、
足には血が流れているのがわかる。
不気味で、怖い……。
────こんなとこに来なければ良かった。
心の底からそう思った。
ここじゃ誰も見つけてくれない。
声だって……。
私には出せない。
っそうだ、涼介からもらった笛は……
祭りだから、と置いてきたんだった。
嫌だ、早く帰りたい。
早く…… 皆に会いたい。
“助けて”
その一心で石と石をぶつけて、
音を出す。
どんな音がなっているのか、
全然わからないけど、
とにかく大きな音を……。
力の限り叩き合わせた。
誰かっ!
……涼介っ助けて。。。
────────────────
涼介「おばさんっ!もう暗くなるっ…。」
義父「すまないが、
2人とも一緒に探してくれないかっ?」
大貴「あったりまえじゃん!」
涼介「Aっ!……はぁはぁ。」
大貴「見つかった!?」
涼介「全くっ……。」
大貴「やべーぞっ……。」
涼介「あいつ、叫べねーし……。
何かあったらっ……!!」
大貴「っとにかく、探すぞ!」
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そらるん。(プロフ) - 涼花さん» ありがとうございます!嬉しいです(泣)頑張ります。・:+° (2016年5月6日 20時) (レス) id: cea685df70 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - すごくこのお話好きです!楽しみにしてます!更新頑張ってください!! (2016年5月5日 22時) (レス) id: 4daebc887a (このIDを非表示/違反報告)
そらるん。 - ハルさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張ります! (2016年5月3日 12時) (レス) id: 9102524102 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - こういう感じの物語好きです。楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2016年5月3日 11時) (レス) id: c726805769 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらるん。 | 作成日時:2016年5月3日 10時