7 ページ15
春「―――――――――――――――――――――
…ありがと!
俺も大好きだよ!!」
.
ほら。
そうじゃないのに。
.
詩「ありがとー!
したら、またねーーーー!!」
少し遠いはるに、そうやって言うと
片手をあげて、いなくなった。
―回想終了―
で、現在。
だれもいない、公園のベンチで、一人静かに泣く。
まだ、現実味がないからかな。
.
.
?「…詩織?」
いつも聞いている声。
.
詩「アキ?」
彰「そうだよ。
なんだ?兄貴のこと?」
詩「そうだよ。――――」
.
アキに、あったことを話した。
詩「なんで、なんにも教えてくれないのさ。
知ってたんでしょ??」
彰「そりゃぁね。
でもさ、俺だって知ったのは最近だしさ。」
詩「でも――「兄貴がさ。
彰「兄貴がさ、直接言いたいって言ったらさ。
だから、今日だって2人にしてやったの。」
詩「でもさ。
アキも、家族とは言っても会うの難しくなるでしょ?」
彰「まぁね。」
詩「いいの…?」
彰「別に、一生会えないわけじゃないから。」
詩「そっかぁ…」
.
.
アキは強い。
優しいし、気をつかってくれている。
でも
.
.
寂しくないのは、うそだね。
だって。
寂しそう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋奏 | 作成日時:2011年6月18日 2時