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リヴァイside
バンッ
「リヴァイ〜〜！ちょっといいか〜い！？」
扉が壊れるんじゃないかというくらいの勢いで部屋に入ってきたのはハンジだった。
「……なんだクソメガネ。今すぐ帰れ。」
俺はいつも通り素っ気なく返す。
こいつの話は長ぇからな。
まぁ、こんなことじゃこいつは引き下がらないだろう。
「そんなこと言わずにさぁ？聞いてくれよぉ〜」
…めんどくせぇが、さっさと終わらせよう。
「はぁ………簡潔に言え。」
「急なんだけどさ！？明日、訓練兵見にいｋ「断る」えぇぇ！？」
まだクソメガネがなんか言っていたが、そのまま無視して部屋を出た。
＊
「やっほー！リヴァイ！なんだかんだ言って来たｎ「うるせぇ。」グハァッ」
本当は来る予定じゃなかったが、エルヴィンに行けと言われたら行くしかねぇだろ。
「チッ………さっさと終わらせるぞ。」
「も〜、素直じゃないｎ」
メガネが言い終わる前に蹴りを入れた。
「グハァッ！……痛いなぁ！」
「……行くぞ。」
＊
「今日は、特別に調査兵団から兵長と分隊長が訓練を見てくれるそうだ！」
相変わらずハンジはうるせぇ。
ただの自己紹介じゃねぇか。
ん……？なんだあいつ。
すげぇこっちを見てるが……どっかで会ったか…？
あの黒髪………
深い青色の目……
！！あいつまさか……
…いや、勘違いかもしれねぇ。でも気になるな。
「……おい。」
気づいたら俺はあいつに話しかけていた。
するとそいつは俺を見て、嬉しいような、驚いたような顔をした。
……なんだ。こいつ、さっきから暗い顔ばっかりしていたが、こういう顔も出来るんじゃねぇか。
するとそいつは４年前、俺に助けられたと言った。
それを聞いて、俺がそいつを助けることが出来たということに安心した。
だが、そいつは俺を追いかけてここに来たと言った。
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作者名：ハーリカ | 作成日時：2017年9月8日 23時
