今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:17,954 hit
小｜中｜大
・ ページ6
・
「初めからそう云ってるだろう」
呆れたように返答すると、落ち着かない様子で浮かんだ儘身体を揺らしていた。其の際に指を噛んでいたのは癖だろうか。血は出ていないものの、牙が指に食い込んでいたので流石に注意しておいた。
注意を軽く受け流し、此方から仕掛けるかと刀に手を掛ける彼女を宥め言葉を続ける。
「"明日の朝刊にメッセージを載せる"と云っていた
全ては其れ次第だ」
其れ迄は事を起こす気は無い、勝手はするなよと釘を刺すと、彼女は手を挙げはーいと呑気に返事をした。危機感の無い奴だ。
手を挙げた拍子に外套の留め具に付いた鈴がチリンと鳴る。鈴の音は彼女の呑気な声に対して、耳障りで少々鬱陶しく耳に残った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
因みに、敦君に懸賞金を懸けたのが誰かについて興味がないのは、彼女は敦君の事がちょっと苦手だから
敦君はAちゃんの事、ちょっと変わってるけど善い先輩だと思ってるんだけどね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：文スト , 文豪ストレイドッグス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：手羽さき x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月26日 22時
