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in side
「ほら、そんなところに立ってないで、こっち座ってくださいよ」
有 岡さんに誘導されるまま、ローソファにどさりと座った。
「………」
勢いで来てしまったところもあるけど、やっぱりこんなこと、、
「あの、やっぱり僕………っ、ん⁈」
顔を上げた瞬間、有 岡さんの唇が軽く触れた。
「お店では禁止ですけど、伊野尾さんはお客じゃないですから…」
「………」
こっちを見て笑っている有 岡さんを見ていたら、ぷつりと何かが切れた音がした。
そして有 岡さんを自分の方へ引き寄せると、さっきよりも長く唇を塞いだ。
.
「んっ、…はぁ、、」
やっぱり気持ちいい。
これを仕事にしているだけのことはある。
こっちを見上げながら、俺のことを咥える有 岡さんを見てるだけでもう…
そう思った瞬間、有 岡さんの口はスッと離れていった。
「ちょっと待ってくださいね、、」
そう言って有 岡さんは下着を脱ぐと、後ろに手を伸ばして自分で解し始めた。
「っ、…はぁ…、、」
有 岡さんの熱い吐息と、いやらしい音だけが聞こえた。
いつもと違って、妙に色っぽいそんな姿を見ているだけで、俺自身がピクピクと反応していた。
「…そろそろ、いいですよ?」
有 岡さんは四つ這いの姿勢でお尻を向けながら、誘うような目つきでこっちを見ていた。
「っ、…」
「怖くないですよ、、」
そう誘われるまま、有 岡さんの中へと自身を沈めた。
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作者名:Tea time | 作成日時:2022年5月17日 8時