完結 ページ30
in side
大ちゃんとの出会いが俺を変えてくれた。
誰かと関わることを拒んできた俺が、大ちゃんに会って、山田くんや知念くんっていう友だちもできた。
それに、俺の中に新しく芽生えた気持ち。
「大ちゃん…」
「んぇっ⁈」
「なに、その声…ふふっ」
大ちゃん、また耳まで真っ赤になってる…
「いや、さすがに親に見られたらさ…まぁ、見られてはないけど」
「なんか、こういうのってドキ ドキするんだね？」
恋愛なんて小説とかドラマだけの世界だって思ってたけど、いざ自分の身に起こるとなんだかワクワクする。
次はどんなことが起こるんだろうって。
「いのちゃんさぁ…なんか変わったね、、もちろんいい意味でね？」
「そ、そうかなぁ…髪を切ったからかな？」
「んー…それはただのきっかけだったんじゃない？やっぱり、いのちゃん自身が変わりたいっていう気持ちが強かったんじゃないかなぁ？」
自分でも変われた気はしてたけど、大ちゃんに言われたら余計に嬉しいよ。
それに、変わりたいって思えたのは絶対に大ちゃんに出会えたおかげだと思う。
「今度はウチにも遊びに来てね？大ちゃん、」
「うん、」
「母さんに紹介するから」
「え⁈な、なんて⁈」
「恋人ができたよって」
「ちょちょちょ、、待って！それはダメ！」
「へ？なんで？？」
せっかく初めて好きな人ができたんだから、親に紹介するのが普通じゃないのかな？
「いや、ちょっとそれは待とう…うん、、ね？」
「大ちゃんが恥ずかしいなら、、」
「う、うん…ありがと」
でもいつか、大ちゃんのことをちゃんと紹介できる日がくるといいな。
それに、きっと喜んでくれると思う。
大ちゃんの笑顔は、太陽みたいにみんなを幸せにしてくれるから。
end
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Tea time(プロフ) - 0415さん» はじめまして。感想ありがとうございます (2021年1月10日 18時) (
レス) id: 6bab8075cd (このIDを非表示/違反報告)
0415(プロフ) - Tea timeさま、はじめまして。太陽と青い月とても面白いです！続きも楽しみにしています〜(*´▽`*) (2021年1月10日 17時) (レス) id: ea10255acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tea time
| 作成日時：2021年1月7日 15時
