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「いのちゃん、、、一緒に帰ろう?」
ホームルームが終わると、息を切らした大ちゃんが廊下に立っていた。
前にもこんなこと…あったな。
「うん、」
2人で校門を抜けるまで、大ちゃんは一言も喋らなかった。
いつもなら大ちゃんが話題をたくさん振ってくれるから、こんなに静かなことなんてない。
「あのさ、、」
「へ、」
「俺の家…来ない?」
やっぱり沈黙を破ったのは大ちゃんで、また俺と話してくれることがすごく嬉しかった。
.
「ただいまぁー」
「お、お邪魔します」
『おかえり…あら、お友達?いらっしゃい』
「お邪魔します」
玄関のドアを開けると、大ちゃんに似た笑顔のお母さんが出てきた。
そっくりだ…
『大貴、お茶用意しておくから後で取りに来なさいよ』
「はいはい」
大ちゃんのあとについて、2階に続く階段を登った。
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Tea time(プロフ) - 0415さん» はじめまして。感想ありがとうございます (2021年1月10日 18時) (レス) id: 6bab8075cd (このIDを非表示/違反報告)
0415(プロフ) - Tea timeさま、はじめまして。太陽と青い月とても面白いです!続きも楽しみにしています〜(*´▽`*) (2021年1月10日 17時) (レス) id: ea10255acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tea time | 作成日時:2021年1月7日 15時