12:1つの嘘 ページ12
私は兄達に1つの嘘をついたまま、ある質問をした。
貴方「私は残念ながら主に嫌われているけど、兄さん達は何か……例えば暴力とか奮われてない?」
と質問をした。
そしてすぐに髭切が口を開く。
髭切「暴力なんてものはやられてないよ^^そもそも僕たちは最近来たばかりだからね。」
ニッコリといつもの笑顔で兄は笑う。
私はその笑顔が大好きだ。
貴方「そっか、ならいいんだ!」
私もニッコリと笑った。
膝丸「やっぱりAは笑った顔が一番だな。」
そう言って優しく微笑む。
笑っている顔が一番か。
兄さんが言うんなら笑っていようかな。
どんな時も。
たとえ嫌なことがあっても、
辛いことがあっても、
苦しい時でも
笑顔を絶やさずこの現世で生きよう。
今、この瞬間そう決めた。
膝丸「あっ!そうだった、兄者!」
髭切「ん〜?どうしたんだい?」
膝丸「早く主のところに行かないと!」
貴方「?何かあったの?」
膝丸「あぁ、さっき出陣命令が出たんだ。」
貴方「出陣……。そっか!早く行かないとだね!」
髭切「え〜Aをおいていくのかい?」
そう言って私のほっぺをスリスリする。
貴方「髭切兄、私のことは気にしないで早く主のところへ!」
夜戦か。大変だろうけど、この二人が息を合わせれば余裕だろう。
髭切「うん、Aがそう言うんなら行ってくるよ^^皆が居るところまで一人でいけるかい?」
貴方「うん!いってらっしゃい!」
二人は私に背を向けると暗闇に消えていった。
少し寂しいが仕方がない。
とりあえず皆がいそうな所へ行かねば。
私は立ち上がり、刀を優しく撫でた。
貴方「主に嫌われないようにしないとね。」
そう呟いた。
それにしてもここ、どこだろう?
暗くて何も見えないや。
月の明かりで、かろうじて庭は見える。
外に出てみるか。
裸足で靴もはいていなかったが、私は庭へと足を踏み入れた。
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◎花丸◎ - 歴史修正主義者さん» この作品を読んでくれてありがとうございます!更新遅れてスミマセン! (2018年10月18日 18時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
歴史修正主義者 - とても面白いです!更新頑張って下さい(^O^) (2018年10月18日 12時) (レス) id: 43f343ee39 (このIDを非表示/違反報告)
◎花丸◎ - 真黒さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年10月6日 10時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
真黒 - 更新頑張ってください (2018年10月6日 10時) (レス) id: 36145c8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
◎花丸◎ - 椿さん» カタナキャーですねww楽しみにしてくださりありがとうございます!!受験生なので更新トロトロですが見てくださると嬉しいです!(☆∀☆)ゝ (2018年9月27日 18時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:◎花丸◎ | 作成日時:2018年7月24日 14時