*末澤side ページ14
「…っていう感じやったわ」
「へー、なるほどな」
大学の同級生でも仲が良くて一緒に居る事が多い俺と古謝、まとくんで一週間お疲れ様会を開催。
まとくんは学年担当とか無いし2年生で知ってる人いるんかな…って思いながら話しててんけど。
俺はクラス、古謝は体育、まとくんは保健室で、真中柚奈ちゃんだけ3人とも面識あったみたい。
だから話題は自然と真中さんの方向に流れてる。
「柚奈ちゃん走ってたん?あの後」
「ああうん、記録伸びたんやって」
「結構しんどそうやったのになー」
「頑張ってたで、真中さん」
今は真中さんがシャトルラン走ってた時の話を
まとくんと古謝がしてて、そーいや木曜日は変に真中さんが授業中ずっと上の空で過ごしてたなあなんて思い出しながら色んな話を聞いてるとこ。
「古謝はどうなん、体育の授業」
「皆まとくんよりは運動出来るよ」
「え、俺そんな?」
「まとくん球技ムリやもんな〜」
2週目からは実習生が1人で授業する事になる。
俺が受け持つ社会の範囲は試験に出やすい所やし古謝も生徒の安全と健康が第一やって言ってた。
授業の準備は万端、気合い入れて解説するで!
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:y | 作成日時:2017年6月7日 16時