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二人で堂々と(？)校舎へ入った。
そしてなんと、話が早い事に(??)校長先生がいらっしゃった。
当然私達を怪しむような、つーか絶対あれ不審に思ってるな……ていう目で見てきた。
意外にもあっちから
校長
「おはよう」
翔
「おはようございます…!!」
A
「おはようございまーす」
校長
「どうしたら櫻井くんとAさんが一緒に登校できるのかね？」
翔
「ああ、その事なんですが…」
翔にいは私に目配せをした。
頷いてみせると翔にいは話を続けた。
翔
「僕たち、兄妹なんです」
校長
「は？ 何を言い出すんだ、とりあえず校長室へ行こうか」
翔
「はい………」
私は付いていく振りをして、校長室のドアの脇で待ってる。
流石に室内での話し声は聞こえない。
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10分くらい経ったかな？
声がドアに近づいて来た。急いで向こうへダッシュして隠れた。
その直後、予想通り部屋から二人が出てきた。
……なんでだろう…？ 二人とも笑ってる。
翔にいはそのまま私の方へ向かって歩いてきた。
翔
「A〜？」
A
「翔にい……？」
翔
「大丈夫だったよ！」
A
「何て言ったの??」
翔
「んー？ 秘密〜♪」
A
「ええ〜!? 酷いぃぃ」
翔
「まあとりあえず解決っ、教室行こうか」
A
「……うん!!」
ああホントに良かった〜
なんだ、校長先生意外と心広いんじゃない。
にしても、現在時刻AM06:45………流石に早い…
A
「うー眠い〜」
翔
「寝てる？」
A
「いや、勉強して目を覚まそう!!」
翔
「さすが俺の妹、優秀!!」
A
「まあ翔にいのお陰もあるかな〜」
翔
「そりゃそうだ、俺が育てたようなもんだ」
A
「でも私だって小五だったからね」
翔
「てかあれ？ 教室どこだっけ？」
A
「もうここでしょ??」
翔
「おうゴメンゴメン」
A
「早く覚えてよね〜？」
翔
「はいっ先輩っ(^^ゞ」
A
「何でよ」
翔
「この学校に関しては大先輩だから」
A
「…確かに……」
無事、二人で教室に入った。
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作者名：明音 | 作成日時：2016年9月18日 15時
