E X O のマンネちゃん⑥ (ページ31)

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ちゃんと話して？① ページ31

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BK side

唐突に言われた。

『ベクオッパ、どうしたの？』

BK 「何が？」

『最近、すごく近い』

BK 「うん」

『私、何かした？』

BK 「してない」

『ちゃんと言って？』

BK 「……」

『言ってくれなきゃ、分かんないよ』

BK 「好きなんだ」

『うん』

BK 「そうじゃなくて」

こうやって聞いてる時のAは、大体分からずにうんうん言ってる時だ

本気で好きって言ってるなんて思ってない

BK 「本気で好きなんだ…
Aが、ギョンスに思ってるのと一緒」

『え？』

BK 「ガヤだと思われたくない」

『嘘だ… からかってるんでしょ？』

BK 「こうやってそばに居たら、ちょっとでも意識してくれるんじゃないかって、何でも出来るってとこ見せれば好きになってくれるんじゃないかって、今までこうしてたけど… ダメだった？」

『ダメ…… じゃ、ないけど…』

BK 「ギョンスじゃなくて、俺じゃダメなの？」

『嘘でしょ？』

BK 「本当」

『……そんな』

BK 「すぐにどうこうって訳じゃない」

『うん』

BK 「ただ、俺の思いにも気づいてほしかった」

『うん』

BK 「ギョンスしか見えてないから、これからちょっとずつでも俺を見てほしい」

『……』

BK 「気まずくなりたくない」

『うん』

BK 「今まで通り。
でも、少しは俺のことも考えて… ね？」

『努力する』

困らせたかったんじゃないんだ

でも、ちゃんと言わなきゃ分からないまま、これからもギョンスだけを見つめるだろ？

『じゃあ、ワガママ言ってもいい？』

BK 「…っ！うん！もちろん！」

『こんなに近くにいられると、嫌な時もある』

BK 「え！？」

『ギョンスオッパと居たい時もあるし、シウちゃんだったりチャニョリオッパだったり…… そういう時は、ベクオッパには許してほしい』

BK 「俺は、来るな…ってこと？」

『時と場合によるけど』

BK 「……うん！分かった！」

『誰かといる時に邪魔するのも嫌』

BK 「……う、ん」

『うるさいのもついていけない時ある』

BK 「……はい。」

あれ？怒られてる？

『オッパには空気を読む力をつけてほしい』

BK 「はい」

『ちゃんと考えるから』

BK 「うん」

『もうちょっと大人になろ？』

BK 「そしたら、好きになってくれる？」

『考える』

BK 「よし！」

『とりあえず、出てって』

BK 「……え？」

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