連絡先 ページ5
警察に事情を話し、リカバリーガールに再度身体を検査してもらった後。
一度緑谷と轟は退室するよう言われ、警察とAだけが保健室に残った。
「君、暗条高校のヒーロー科ってさ…正直しんどいんじゃないの？ 転校は考えないのかい？」
「そうそう、ヒーロー科なら他の高校にだってあるし……例えばここ。雄英があるじゃないか」
「偏差値だって大差はない。なぜ暗条にこだわるんだ？」と聞かれ、Aは俯いた。
「…暗条には兄が通ってい
「兄？ …それって、まさか」
「っ、もういいでしょう？」
ふいっと顔を逸らして、Aは嫌そうな顔をした。
警察の2人は「あそこは、君のためにならない」とだけ言い残し、帰っていった。
「リカバリーガール、迷惑をかけてすみませんでした。もう平気なので、僕も帰りますね」
ありがとうございました、と一礼して、Aは保健室を出た。
「あっ、氷惑くん！」
「どこ行くんだ？」
外で待っていた緑谷と轟がAに歩み寄るが、Aは二人を一度も見ずに口を開いた。
「お世話になりました」
それだけ言って、Aは二人から逃げるように学校を出た。
「待てよ」
「っ！！」
引き止めようとした轟に腕を掴まれ、Aは"過剰なほど"それに反応し、轟の手を振り払った。
「…氷惑、震えてる。やっぱり、暗条の人達が怖いんだろ」
「……」
「僕ら、君をほっとけないんだ」
緑谷の言葉を、Aは「平気だって、言ってるじゃないですか」と目を合わせぬまま突き放す。
「助けてって、言ってた。君の平気は多分…慣れてるって意味だと思うんだ」
かつて爆豪に散々いじめられてきた緑谷には、彼の気持ちが多少なりともわかってしまうのだ。
「……」
また轟にも、わかってしまう。
エンデヴァーの英才教育。それに慣れて、段々と感情を殺して、あるいは憎しみを抱き歩んでしまうことの恐ろしさを、彼は知っていた。
「っ……今回のこと、本当にすみませんでした。…帰らせ、て」
Aの声は震えていた。
「お前…！」と、轟が口を割ろうとしないAの肩を
「……？」
「っ……それじゃ」
「あっ！ちょっと！！」
その後、緑谷はAを追いかけ、せめてこれだけでも、と自分の連絡先を教えて見送った。
轟は自分の
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Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 生真まで描いてくださるとは…！！ 驚いてスマホ投げてしまいました() 悪そうな顔がたまらないですね…！ありがとうございます！！ (2019年5月25日 6時) (
レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» こちらこそありがとうございました！ こっそり生真さんも描かせていただいたのでもし宜しければ…！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 拝見&設定内での記載をさせて頂きました！！とても可愛い氷惑くんをありがとうございます…！！ イメージ通りでびっくりしました！！ 本当にありがとうございます…！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» 早速描かせていただきました！ よろしければご確認ください…！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/xxstellexx3/】 (2019年5月24日 21時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 了解しました！ありがとうございます、楽しみに待ってますね…(*`･ω･´) (2019年5月24日 19時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年5月18日 14時
