ルールの矛盾 ページ28
Aが籠城した理由。それは_____
自分に不利な個性を持っている、轟、芦戸、常闇、爆豪……この4人を、建物内へ入らせるため。
「っ、やっぱり……！ Aくん、見失うほど速く移動出来るのに…ビルには"見れる"速度で入ったから……！！」
「誘導されていたわけか……！」
「厄介な4人を建物に入れて、自分は外に出てまず僕らから"行動不能"にする……最初からそれが狙いだったんだ！！」
(……ご名答)
でも、バレたようだったから、完全にバラされる前に姿を現して奇襲を仕掛けた。
その結果、思ったより避けられたものの、ほぼ成功。回避した蛙吹も、冷気で冬眠に入ってしまう。
序盤からA組の戦力を大幅に削ったAに、生真は笑みを浮かべる。
「つ、冷てえ……！」
「アハ、痛い☆」
「ごめんね…_____すぐ終わらせなきゃ」
ピキピキピキ、とAが地面伝いに氷を形成し、緑谷達を狙う。
「レシプロ…バースト！！」
ギリギリ、浮いたままの飯田が芦戸と緑谷を抱え、緑谷が麗日、麗日が常闇の手を取って一気にビルの屋上まで逃げ、氷結を免れる。
A組、流石の連携力である。
(爆豪は氷壁を爆破し正面突破していた)
「ありがとう、飯田くん…！」
「あはは、必死〜」
丁度、生真の腰掛ける屋上だった。小馬鹿にされるもガン無視する。
それに気を悪くした生真が、
「A〜、コイツらお前と友達になりたくなくて必死みたいだぞ〜！」
と、Aに向けて言い放った。
「なッ、違う！！」
「っ…！」
"兄の声"に敏感なAは、その言葉に一瞬集中力が切れ、動きが止まった。
「ッらァ！！」
そこを爆豪が容赦なく爆破。直撃で、Aが吹き飛び壁に叩きつけられた。
「Aくん！！」
緑谷が屋上から身を乗り出し、叫ぶ。
「……なあ緑谷……"変"じゃないか…？」
「えっ？」
「俺らが勝てば、Aは腕を折られないが……"俺らが負けたら"、Aの腕は折られる……」
「…………あッ！？」
「アイツ……"勝ったら"、腕を折られるんじゃないのか……？ なのに、本気で勝ちに来ている……」
______友達を、作るために。
「_____え？ 今更気付いたの？」
「ッ_____貴様……！！Aくんをなんだと思って……！！！！」
ガッと、飯田が生真の胸ぐらを掴んだ。
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Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 生真まで描いてくださるとは…！！ 驚いてスマホ投げてしまいました() 悪そうな顔がたまらないですね…！ありがとうございます！！ (2019年5月25日 6時) (
レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» こちらこそありがとうございました！ こっそり生真さんも描かせていただいたのでもし宜しければ…！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 拝見&設定内での記載をさせて頂きました！！とても可愛い氷惑くんをありがとうございます…！！ イメージ通りでびっくりしました！！ 本当にありがとうございます…！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» 早速描かせていただきました！ よろしければご確認ください…！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/xxstellexx3/】 (2019年5月24日 21時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 了解しました！ありがとうございます、楽しみに待ってますね…(*`･ω･´) (2019年5月24日 19時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年5月18日 14時
