急な決定 ページ19
「____と？ ____が、_____？」
「___、______から」
緑谷、轟、飯田、切島…ほぼその場にいた全員が慌てて氷惑の元へ駆けつけると、薄ら会話が聞こえてきた。
「おい、あれが氷惑の兄貴か！？」
「わかんない！でもなんでここに…！？」
「ていうかあいつ、どうやって八百万達にバレず外に出たんだよ…！！」
言いながら、Aまであと数十m弱になると、Aが緑谷たちに気付き、手を振った。
その顔は、さっき見た苦しそうなものと違い、とても嬉しそうに笑っていた。
「氷惑！ お前なんで外に____」
「やあ、君たちはAのクラスメイトかな？」
「ッ！！」
氷惑まであと数歩、というところで、黒髪の男性がすっとAの前に出て轟を遮った。
「……貴方は？」
「氷惑
にこ、と綺麗に笑った生真は、Aを連想させる。よく似ているのだ、顔も、髪も。
「……聞いて緑谷、轟。兄さん、雄英に就くんだ。だから…」
「____なんだって？」
雄英に、就く？ それってつまり……
「雄英の…先生になる？ ……氷惑のお兄さんが…？」
「嘘や……」
一瞬、理解が追いつかない。
Aは怒鳴られたからか、緑谷と轟に少し怯えていた。
「本当さ。君らのクラスも個性使用訓練で指導をするから。よろしくね、A組のみんな」
「兄さんのこと……よく思ってないのかもしれないけど、授業を見たらきっとわかってくれるよ。ね、兄さん」
「もちろんだ」
そう言って微笑み、Aの頭を撫でる生真。
Aは、緑谷と轟が生真のいわゆるアンチだと思ってしまっていた。
「なんで……だって雄英の教職員は、一流ヒーローばっかで……貴方の実績は……？」
「心外だな。僕だってヒーローさ」
(美形顔に、黒髪…こんなヒーロー、いたか…？)
緑谷が必死に記憶を辿るが、思い出せず。
「な、A」
語尾にハートが付きそうなほど、甘ったるい声でAを呼ぶ。
「おい、どうすんだよ…追うどころか向こうから来たぞ……？」
「意図が読めないな…これこそ様子見しかないんじゃないか」
など、数名がひそひそと話していると、
ドスッ
「っ、ぐ」
「_____氷惑！？」
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Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 生真まで描いてくださるとは…！！ 驚いてスマホ投げてしまいました() 悪そうな顔がたまらないですね…！ありがとうございます！！ (2019年5月25日 6時) (
レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» こちらこそありがとうございました！ こっそり生真さんも描かせていただいたのでもし宜しければ…！ (2019年5月24日 23時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 拝見&設定内での記載をさせて頂きました！！とても可愛い氷惑くんをありがとうございます…！！ イメージ通りでびっくりしました！！ 本当にありがとうございます…！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい＊*(プロフ) - Re:さん» 早速描かせていただきました！ よろしければご確認ください…！【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/xxstellexx3/】 (2019年5月24日 21時) (レス) id: 8a21691ddc (このIDを非表示/違反報告)
Re:(プロフ) - るいるい＊*さん» 了解しました！ありがとうございます、楽しみに待ってますね…(*`･ω･´) (2019年5月24日 19時) (レス) id: 9081ea5a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Re: x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2019年5月18日 14時
