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6話 ページ8

「いいのかい?亜美ちゃんがどうなっても」
「はぁ?」

彼の意味不明な言動に、素っ頓狂な声をあげた
何でそこで亜美が出てくる
彼女は何も関係ないのに

「彼女、朝桐グループの令嬢なんだってね」

彼の言葉で嫌な予感がする
こいつことだ、朝桐グループを潰すとか亜美を殺すとかそういうことを言い出すんじゃないか

一見、あり得ないようなことだけど、こいつならやりかねない

「僕なら、あそこを潰すことができる」

嫌な予感が、的中した

朝桐グループが潰されるということは、亜美の居場所もなくなってしまう
そうなったら亜美は、どうなってしまうのだろうか

頭が真っ白になる

「どうするべきか、わかるよね」

意地悪い笑みを浮かべる皇帝
最初から、拒否権なんてなかったのだ

「…わかった。プロデュース科に入る」
「ふふ、君ならそう言ってくれると思ったよ」

どの口が言うんだか

「特別に、亜美ちゃんもプロデュース科に入れてあげるよ。彼女、アイドルが好きなんだろう?」

優雅に微笑む皇帝
何を考えているのかさっぱりわからない


「亜美に、手出すなよ」

皇帝を睨む

「あぁ、わかってるよ」
「…じゃあ、私戻るから」

本当にわかってるのだろうか
不安に思いながらも、生徒会室を出た

これから、毎日皇帝と会わなければいけない

憂鬱な気持ちになりながらも、亜美のいる元へ向かった

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リサ(プロフ) - とても面白いです!!どうか更新お願いします!! (2019年7月26日 22時) (レス) id: a52ae701f2 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - メガネ@ヤドカリ愛してるさんさん» ありがとうございます笑これからも読んでくださるとありがたいです。 (2017年9月23日 11時) (レス) id: 0767b2f3df (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 蓮城桜さん» そう言ってくださると嬉しいです。更新は遅いですが、これからもよろしくお願いします。 (2017年9月23日 11時) (レス) id: 0767b2f3df (このIDを非表示/違反報告)
メガネ@ヤドカリ愛してるさん(プロフ) - ああ、もうなんか好きです(語彙力) (2017年8月27日 3時) (レス) id: 7362ecee9f (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜 - 面白いです!続き楽しみにしてますね! (2017年8月25日 15時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちもち | 作成日時:2016年3月20日 11時

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