2話 ページ4
「お、亜美、お疲れ」
あれから約一時間後、クタクタの亜美が私の前に現れた
おそらく私の分の説教までくらってきたのだろう
御愁傷様です
「…A、ちょっと歯、食いしばれ」
にっこり笑って、拳を作る亜美
目がマジなんだけど
怖いよ。周りの人も怯えてるよ…?
「それより、アイドル科の人たちに会いに行かないの?」
「行くよ‼だってそのために来たんだから‼」
話題を変えるとさっきまでの気迫はどこに行ったのか、うっとりとした表情を浮かべている彼女
流石ドルオタ
アイドルパワーってすごい。これから使っていこう
アイドル科に会えるのは今日みたいな文化祭かライブだけ
文化祭はライブと違って、アイドル科の人と触れ合うことが出来る
ドルオタの彼女にはかなり嬉しいことなのだろう
正直いってアイドルに興味なんてないけど
「まずは3-A、早く行こう‼」
亜美に腕を引っ張られる
痛い。力強すぎでしょ
「3-Aはね、顔面偏差値が高いんだよ。しかも『knights』の瀬名君もいるんだよ‼」
ちなみに彼女は『knights』のファン
特に瀬名、という奴が好きらしい
「へぇ」
彼女の話に適当に相槌をうつ
今すぐ学院から出て絵を描きたい
…早く文化祭終わってくれないかなぁ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リサ(プロフ) - とても面白いです！！どうか更新お願いします！！ (2019年7月26日 22時) (
レス) id: a52ae701f2 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - メガネ＠ヤドカリ愛してるさんさん» ありがとうございます笑これからも読んでくださるとありがたいです。 (2017年9月23日 11時) (レス) id: 0767b2f3df (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 蓮城桜さん» そう言ってくださると嬉しいです。更新は遅いですが、これからもよろしくお願いします。 (2017年9月23日 11時) (レス) id: 0767b2f3df (このIDを非表示/違反報告)
メガネ＠ヤドカリ愛してるさん(プロフ) - ああ、もうなんか好きです(語彙力) (2017年8月27日 3時) (レス) id: 7362ecee9f (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜 - 面白いです！続き楽しみにしてますね！ (2017年8月25日 15時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もちもち | 作成日時：2016年3月20日 11時
