【黒バス】黄瀬君に告白したら呆気なくフられました。＊another

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『あ、あかし…っち?』





誰、誰なんですか。

見たところ、黄瀬君と知り合いみたいだけど…


ってゆうかこの人怖いよっ!

凄い視線でこっちを見てくるんだけど!?





「ここで会うのも何かの縁っスよ!」



「涼太と僕の間に縁…?…胸糞悪いな」



「ひどっ!!」





ほら、口も悪い方ですよ。

うーん…私こういう人あんまり好きじゃないんだよなぁ。



ってことで…





『黄瀬君、早く学校行かないと…』



「あ、そうだった!ごめん赤司っち!」





手を合わせて、頭を下げる黄瀬君。

その姿を見て、赤司っちなる人は首を傾げる。


そういえばこの人、バスケのジャージ着てるな…。
どこの高校の人だろう。

遠征かな?





「ああ、確か海常高校だったね」



「そういう赤司っちは洛山っスよね?どうしてこっちにいるんスか?」



「ただの遠征だ。そういう訳で、僕も失礼するよ」





ちら、

またあの眼で見られた。
なにもかも見透かされそうな眼。

なんか、この人ってさ、

「なに見てんだよ」って突っかかるイメージしかつかないよ。

口調からして大人しめっぽいから、
言うならばエレガントヤンキー。


……なんだそりゃ。





「……うおっ、もうこんな時間!」



『あ、急がなきゃ先輩に怒られますよ!』



「赤司っち、じゃあね!」





ちょっと意味深な顔をした赤司さんは、

もう何も言わずに歩いて行った。




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＊3→←＊1 運命の赤い人?

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