【黒バス】黄瀬君に告白したら呆気なくフられました。＊another

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「うーん、晩御飯までなにしよっかなぁ…」



『黄瀬君に任せます』






唸っている黄瀬君を見つめながら、

かわいいなぁ、なんて思ってしまう。



だって、悩む黄瀬君の顔があまりにもかわいすぎるから。

うん、モデルはどんな表情でも様になる。






「俺、こういう時どうすればいいか分かんないっスから…」



『あ、それは私もです…』



「本当、俺らって恋愛初心者っスね…」






でも、そんなに私の為に悩んでくれるのって

とっても嬉しい事だから。



些細な出来事でも安堵感を覚えるんだ。


黄瀬君にもそう思ってほしい。

でも、術がわからない。



さて…どうしようかな……。




＊




＊黄瀬side＊


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あー…考えてもいい案が浮かばない。

Aっちに喜んでほしいから、俺は只今悩み中。



俺の初恋の相手だし、

何より大切で大事な存在だから、些細な出来事でもいいから喜ばせたい。楽しませてあげたいのだ。


でも、さっき言った通り俺は恋愛初心者レベル。

何をしたら女子が喜ぶのかなんて当然知らない。






「んーっ…んー…」



『あの、無理に考えなくてもいいですよ…?』



「いや、それは絶対駄目っス!」






頭から宇宙が飛び出しそうな程考えた結果、






「あ、クイズ大会しようよ!
不正解だと罰ゲーム!どうっスか?」



『はい、それでいいですよ』



「よし、早速始めるっスよ!」







罰ゲーム


例えば、Aっちは俺に笑顔を見せる、とかね。





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