【黒バス】黄瀬君に告白したら呆気なくフられました。＊another

＊1 浮気 ページ1

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『C組の美香ちゃんって可愛いよね』



「なに、いきなり」



『学年一だと思うんだけど…るーちゃんはどう思う?』



「顔がいい奴なんて、性格がロクでもないよ」









イチゴ牛乳を飲みながら、

凛とした顔で言うるーちゃん。




でも、本当に美香ちゃんは可愛いのだ。


……でも、









「…で、本題はなに?」



『……この前、美香ちゃんと黄瀬君が仲良しそうに話してました…』



「…へーぇ…ヤキモチかぁ」









意地が悪い笑みをしたるーちゃん。


な、なんなの…



ってゆうか…妬いてないしっ!





女子と男子が仲良しそうに話すのは…

日常茶飯事だしっ…!









「意外だね、Aって嫉妬するんだぁ」



『し、て、な、いっ!』



「顔に書いてあるよ、
“黄瀬君は私のものなのに”、って」



『む、ぐぅぅ…』









顔が真っ赤になるのが分かる。


……図星だ、図星だからこそ、恥ずかしい。





言い返そうと、身を乗り出した時、


後ろから誰かに抱き締められる。



重心が狂ってそっちに倒れ込んでしまった。









『…わっ』



「へへっ…Aっち何の話してんスか?」



『き、黄瀬君っ…』









黄瀬君の肩に頭を置く形になってしまった。


さっきより顔が熱くなる。




それを見てるーちゃんがニヤニヤと笑う。

なんか…嫌な予感が……。









「Aがね、嫉妬してたんだよ」



『わーーーーっ!!』



「…え、嫉妬?」









なんてこと言ってんの!?



「じゃあ、私はこれで」

って言ってるーちゃんはどっか行ったし!




「え、嫉妬!?なんスかそれ!?」

とか黄瀬君は興味もってるし!





もう…どうしたらいいの……。





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