頼り、頼られ、支えあう。4【すとぷり】【風邪】【体調不良】

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ななもりside

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ


な「……よし、一段落〜…あれ、グループに通知来てる。誰からだろ…」


全員放送があるときくらいしかすとぷりグループチャットは使わないから不審に思ったのもつかの間、その相手は普段はSOSを出さないジェルくんからだった。



普段だったら絶対誰かを呼ぶなんてことしないのに……


よっぽどしんどいのだろう。



俺はすぐさま準備をしてジェルくんの家へ急いだ。




ジェルside


……あれからどのくらいたったんやろ……


時間的には数十分くらいしかたってないんだろうけど………


さっきから寂しさに押し潰されそうで苦しい…………


ジ「……あ、鍵………」



メンバーが来る前にドアの鍵を開けておこうと思い布団から立ち上がろうとした…………んやけど…



ジ「っあ……っっ………」


立った瞬間立ちくらみが酷くて床に座り込んでしまった。



それでもなんとか鍵を開けて布団に戻る。


ジ「……はやくこないかな………」


そんなことを考えながら眠りについた。






ジ「んん………」


なんとなく声がした気がして目が覚める。



な「あ!ジェルくんおきた!」

さ「おー、とりあえず熱はかるか〜」

こ「あ、ポカリ持ってくる」

る「ついでに僕の飲み物も持ってきてください〜」

り「俺のも〜」

こ「はぁ!?ぜっっったいやだ!お前ら元気なんだから自分で取りこい!」





…本当にみんな来てくれたんや……



ジ「っ………ｸﾞｽｯ………」

な「ジェルくん!?どうしたの？どっか痛い？」



何事かとみんなが集まってくる。


ジ「ちがっ……ちがくて、みんないるなぁっておもって、ｸﾞｽｯ…よかった………」


な「…大丈夫。みんなちゃんといるから。」


そういって優しく包み込んでくれるなーくん。



さ「頼ってくれたの嬉しかったんだからな〜wwもっと定期的に頼れよ〜？」

る「…それって定期的に熱だせってことですか？」

さ「違うから!!なんでそ〜ゆ〜解釈するかなぁ!!」

ジ「…ふはっ!…みんなありがとーなぁ…」






そのあとも手厚い看病のおかげで無事完治することができた。


次からもできるだけメンバーに頼ろうと思う…！


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