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ネ「何してるの？」
ハリー「宿題を図書館に置いてきちゃって…」
ネ「ああ、DADAの宿題か！僕も終わってないんだ」
なかなかネビルを追い払えないで立ち竦んでいると、横からぬっと黒い影が現れた。
最悪の予想があたり、それはセブルス教授だった。
セ「ほう？こんな所で何をしているのかね？」
ネビルはひっと声を上げて私の後ろに隠れた。
『ばったり会ったんです』
セ「予期せぬ所で会うようだな。さっさとグリフィンドール塔へ戻り給え」
ハリーは私の手を引くと、早足で廊下を歩いた。ふと後ろを見ると、教授が隻眼の魔女を疑わしそうに手でなぞっている。
『うわっ…かっこよ…』
ハリー「A早く」
『はい』
私達は談話室にネビルを置いて、駆け足で戻ってきた。地図で念入りに調べたので、教授がいないことは確認済だ。
抜け穴を通ると、クィリナスが立っていた。
『ごめん、待たせた』
彼は少しだけ頭を傾けた。ハリーが不思議そうに私達を見る。
『少し用事があるんだ。あとでね』
私が言うと、ハリーは分かったと短く返事をしてロンの元へ向かった。
ク「行きましょうか」
私は頷いた。
シリウスの元へ向かうと、彼はふて腐った様子だった。
『なーんであんな無茶をするかね？』
シ「あーあー、悪かった！」
ク「いじけ方が誰かさんそっくりですね」
私はクィリナスにじっと睨んだ。
『……じゃあ、私もう帰るよ？』
シ「あぁ。わざわざ来てくれてありがとうな」
毒づいた言い方だ。私は呆れ果てて溜息をつくと、クィリナスの背に座った。
クィリナスが私を下ろしてくれた所には、丁度ドラコたちがいた。彼は暫くホグズミードを見るようで、クィリナスとは別行動になった。
クラッブ「ラミアー？」
『よっ！』
片手を振ると、ドラコが呆れ顔でやってくる。
ド「ここに来るのは駄目なんじゃないのか？」
『…教授には内密に』
人差し指を立てて言うと、彼は小馬鹿にしたように笑った。
ゴイル「今、ハグリッドの話をしていたところさ。あのうすのろが…」
私が片眉をあげてドラコを見る。彼はバツが悪そうに目をそらした。
その時、前からロンの声が飛んできた。
ロ「Aじゃないか！なんでマルフォイたちといるんだ？」
よりによってこのタイミングか…
『いや、さっき丁度あった所でさぁ』
話を続けようとした時、ベチャッと嫌な音がして横にいたクラッブが前のめりになった。
驚いて見ると、彼にはべっとり泥がついている。
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くるみん(プロフ) - 本当に素敵な小説です。一気に読み進めています(*´`) (2021年10月11日 10時) (
レス) @page50 id: b1b94321bc (このIDを非表示/違反報告)
ウンマ - とっても素晴らしいです (2021年3月8日 17時) (レス) id: b2f17d6310 (このIDを非表示/違反報告)
おばけ(プロフ) - yu-kaさん» ずっとコメントに気付かずごめんなさい！たった今直したところです。ご指摘ありがとうございました。遅くなって本当に申し訳ないです。 (2019年11月20日 11時) (レス) id: 44ca875d76 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ka(プロフ) - いつも楽しく拝見させて頂いてます。ハリポタの小説の中で一番面白いです！余計かもしれませんが、p2の守護霊の呪文はエクスペリアームスではなくてエクスペクトパトローナムではないでしょうか？勘違いでしたらすみません。これからも楽しく拝読させていただきす！ (2018年7月4日 3時) (レス) id: 4be1b9fb48 (このIDを非表示/違反報告)
ユーレイ(プロフ) - 庵さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2018年3月15日 10時) (レス) id: 19fb53cdaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：O
| 作成日時：2017年12月30日 23時
