遠征先でぶった斬られたら小さくなってまた転生したんですけどどういうことだコノヤロー

第1話「羅見無十」 ページ3

Γん・・・」
目を覚ますと廃墟の街が広がっていた。とりあえず立ち上がると目線が低くなっている事に気づいた。
(フフフフフ・・・・・)
小さくなったことが余程ショックだったのか・・・？
(よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ！！！！これでカゲにロリコンババアとは言わせねぇぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！)
なワケがなかった。
(人生オワタと思ったけど良いことあったぁぁぁぁぁ！！！！)
はたしてこれは良いことと言うのか。ロリ化で喜ぶのはコイツだけである。
(誰得！？私得じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！)
一般人なら困惑するであろうにコイツは喜んでいる。コイツの様子からしてボーダーにまともな人間はごくごく少数だと再確認出来るのである。
(つーかなんでこうなった！？イヤ、私はやれば出来る子だぁぁぁぁぁぁ！！)
そんな理屈で説明はつかない。つくわけがない。気持ちの強さは関係ないと某A級１位の言葉を使って教えてやりたい。
Γなんか自分が可哀想な大人に思えてきたな」
可哀想な大人に見えてきたではなく事実コイツは可哀想な大人である。
Γ誰も見てないよな。見てたら記憶が消えるくらいの衝撃を与えよう。うん、そうしよう」
おまわりさんここに危険人物がいます。
Γロリ化さいこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」
完全にロリ化でテンションがおかしくなっている。
Γこれ防衛任務中の隊員に聞かれてるかな？」
あれだけ大声で叫んでいたら気づかれるのも当たり前だ。
Γ風間隊だったら終わるな」
スコーピオンで切り刻まれる。
Γ加古ちゃん来いやぁぁぁぁぁぁぁ！！」
加古ちゃんマジ女神。なお、那須隊も可。
Γ木虎ちゃぁぁぁぁぁぁぁん！！カモーン！」
私の最後の弟子木虎ちゃん。まじで来ておくれ。
Γさっきから叫んでばっかだな」
やっと落ち着いたらしい。その時ボーダーの警報がなった。
Γえっ？」
黒い球体からモールモッドが現れた。

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