芦川と起弾 ページ2
「よう」
「ようじゃないだろ」
「なんだよぉ、クーラーきいてるしいいだろー」
「場所はいいよお前の家だろ。なんでミスド食べてるのさ」
「安かった」
「私も買ってきた」
「うっそーマジで、うちミスドだらけじゃん」
「まぁそっちの母さんにでもあげといてよ」
「おう。あ、ででん」
「うおっ、羽はえた」
「かっちょくない？ 喰種んとこで出せるようになった」
「へー」
「戦えるよ」
「おお。それ私も使おうかな」
「技名とーきょーぐーるにしなさいよ」
「一応、技名は全て昔の著名な作品の名前なんだけどもね」
「固いこと言うなよ！ 時代はここから変わるんだよ！！」
「うるさい」
「こんの、付き合い長いからってこんの」
「私の方が話数作品数リードしてたけどね途中まで」
「それな。作者まじ飽き性」
「良くいえば多趣味」
「良くいえばな」
「そんな作者、新たな創作を始めたそうだよ」
「はぁ？ この前のは？」
「飽きたって」
「シャツ縛りになんかするからだよな」
「スマホがしゃきーんって変わったらかっこいいなって思ったらしい」
「そりゃかっこいい」
「あ、黒糖ポンデ買い忘れた」
「私の半分あげるよ」
「ありがと」
「起弾さんもさー、轟君とちゅーしたくせに進展が２パート、ないというね」
「無くていいかな」
「お？ 好きじゃないの？」
「世蔓以外に恋愛感情を抱いたことがない」
「一途」
「というか途中から男に憧れてるから男性に見向きしてなかったってのが大きいかな」
「あー」
「そろそろ女捨てたい」
「やめろ、展開的に恋愛を増やすって作者」
「どうせ口だけだろ」
「わかる」
「生みの親だけど、アイツ私を作った理由かきやすいからだからな」
「私もミリタリーとスチームパンクが好きすぎてああなったらしい」
「かけもしない銃を書き始めるあいつな」
「てかカラオケ行こうよ。ドーナツホール歌いたい」
「あー、米津さん好きだよね」
「すっごく」
「私も転校前夜入ったらしいから歌いたい」
「お、またいい感じに次回予告」
「だね。次回、椥辻！」
「書き直すらしいよ、あの作品」
「気に入ってなかったもんね。主人公以外」
「じゃあその心境を聞いてみようか。また次回！」
続く
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