【忍たま】兄と彼は仲が悪い。２ (ページ18)

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66話ページ18

伊「A〜？A〜！」

伊作が私を呼ぶ声で目が覚める

あ「ん…あれ、私寝てたの？」

伊「そうだよ？僕が帰ってきたら寝てたよ？」

あ「そっか！ごめんごめん！」

留「…ん」

あ「留三郎？」

留「ああ…Aか…すまん、心配かけたな…ｹﾞﾎｹﾞﾎ」

伊「もう、咳が出てるんだから無理して喋らないの！」

あ「あはは…体調はどう？」

留「さっきよりはマシかな…そういえば、実習どうだったんだ？」

あ「え、ああ〜えっと、あはは！」

私がこんなに変な反応したのには理由がある…

腕に切り傷作ったの忘れてた…

痛い…けどこの人達に言ったら…

伊『どうして…もっと早く言わなかったの？(黒笑)』

とか

留『切り傷だと！？誰がやったんだ！仇とりにいく！』

とか言いそうだし…

伊「怪我してない？大丈夫だった？」

あ「え、あ、うん！」

私はそっと腕を隠す

忍び装束着てるけど、血が滲んでそうだから…

留「そうか！良かった！俺も元気がでてきた！」

と言い、留三郎は私の腕を引き寄せた

あ「いだっ！」

留「え、痛かったか？」

あ「あはは！ちょっと筋肉痛かなあ〜！」

伊「それは大変！冷やしたほうがいいよ！」

ヤバい

あ「大丈夫だって！それに…」

なんとか話を逸らさなきゃ…

あ「今は留三郎の看病しないとだし！」

伊「それもそうか。でも痛くなったら言うんだからね？」

あ「う、うん！」

なんとか乗り切った〜…

あとで自分で手当するか。