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63話 ページ15

少しすると留三郎がやってきた。





留「A!無事か!?」






あ「うん!でも流れが速くてそっちに行けないの!」






留「なら、この縄に掴まれ!」





留三郎がそう言うと縄を投げてきた。





あ「私は大丈夫だから。先に行きなよ。」







子供2「でも…」






あ「いいから。」






子供2「ありがとう、お姉さん。」





なんとか男の子は助かったようだ。






良かった。





ホッと胸を撫で下ろしたその時だった。






あ「…え?」





気付いたら、冷たい水の中にいた。





留「A!どこだ!大丈夫か!?」






留三郎が私を探す声が聞こえる





私はここだよ、ここにいるよ、と言おうとしたとき私の意識は暗い闇に落ちていった。

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作者名:たうふ★ | 作成日時:2022年5月15日 19時

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